富士山「3776」はわかるが… 松本「178」、宮崎「5296」なぜ多い? 人気希望ナンバーの意外な番号
1地域のみランクインの番号も なんと「666」が!?
ミニクーパーに由来するという品川の「3298」は、品川独特というわけではなく、2015年版は三河ナンバーでもランクインしていました。2017年版において、1地域のみでランクインしている数字はどのようなものがあるのでしょうか。
・138
一宮ナンバーの5ナンバーで5位、軽ナンバーで8位にランクイン。これは地名の「一宮(いちのみや)」に由来するようです。一宮市内には、「138タワーパーク」「ツインアーチ138」といった観光地も存在します。
・8787
沖縄ナンバーにおいて5ナンバー、軽ナンバーとも8位にランクイン。「はなはな」と読むのでしょうか。八重山地方の方言で、「乾杯」の意味で使われる言葉だそうです。「花花」という名の飲食店などが、全国的に見られます。
・5296
宮崎ナンバーの軽ナンバーで3位にランクイン。2015年版も同様でした。宮崎県で希望ナンバーを取り扱う県自動車整備振興会も、その理由はわからないとしていましたが、インターネット上で調べた限り、これは2人組デュオ「コブクロ」に由来するようです。コブクロのライブ会場では、5296ナンバーが勢揃いするのだとか。宮崎はメンバーのひとり小渕健太郎さんの地元であり、2018年9月には結成20周年ライブも開催されています。コブクロファンにとって特別な場所なのかもしれません。
・666
青森ナンバーの軽ナンバーで8位にランクイン。2015年版は7位でした。西洋では縁起の悪い数字とされる666が、青森ナンバーでだけなぜ多いのか、希望ナンバーを取り扱う青森県自動車整備振興会もわからないとしていました。
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地域ならではの事情が反映されることもある希望ナンバー。ほかにも興味深い傾向があるかもしれません。
ちなみに、2020年度にはさらに、17のご当地ナンバーが追加されます。北から順に、知床、苫小牧、弘前、白河、市川、船橋、松戸、市原、板橋、江東、葛飾、上越、伊勢志摩、四日市、飛鳥、出雲、高松です。
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