約97万円の低価格! 日産の新型「“ちいさな”3列ミニバン」がスゴい! “シエンタ”よりコンパクトなボディに「SUV風デザイン」&「取り外し可能シート」採用した新型「グラバイト」インドモデルに熱視線!
日産のインド子会社は、新たなミニバン(MPV)として新型「グラバイト」を展開しました。コンパクトなボディに3列シートを配置し、ファミリー層の需要に応える戦略的なモデルです。
新登場したコンパクトミニバンとは
2026年2月17日、日産はインド市場向けの新型MPV「グラバイト」を発売しました。グラバイトはどのようなモデルなのでしょうか。
新型グラバイトは、多様な言語や文化が共存するインド社会において、進化するファミリー層の価値観やライフスタイルに応えることを目的に開発されたモデルです。
近年、日産はインド市場での商品展開を積極的に進めており、2020年から販売され高い人気を集めるコンパクトSUV「マグナイト」や、2025年に発表された新型SUV「テクトン」に続く新たな戦略車として投入されました。
ベースとなったのは、2019年にインド市場へ投入されたルノー「トライバー」です。2025年に実施された大幅改良モデルをベースに、日産ブランド向けの専用デザインを採用した姉妹車として登場しました。
ボディサイズは全長3987mm×全幅1734mm×全高1644mm、ホイールベース2636mmです。
日本で販売されるコンパクトミニバンでは、トヨタ「シエンタ」(全長4260mm×全幅1695mm×全高1695-1715mm)やホンダ「フリード」(全長4310mm×全幅1695-1720mm×全高1755-1780mm)が挙げられますが、新型グラバイトはそれらよりもさらにコンパクトなボディに仕上げられています。
その一方で、限られたボディサイズのなかに3列・7人乗りの室内空間を確保している点も特徴で、インド市場で大きな期待を集めています。
エクステリアは、日産のグローバルデザインランゲージを取り入れた力強いスタイリングを採用。伸びやかなプロポーションや張り出したホイールアーチ、十分な最低地上高によってSUVらしい存在感を演出しています。
フロントとリアにはブランドの象徴となるCシェイプのシグネチャーライトを採用し、モダンで上質な印象を与えるデザインとしました。
さらに、ボンネットの専用エンブレムやリアゲートの車名バッジが、専用モデルとしての存在感を高めています。
装備面では、デイタイムランニングライト内蔵LEDヘッドランプやLEDテールランプ、LEDフォグランプを採用。
さらに専用ピアノブラックグリルやルーフレール、大開口ドアなどを備え、デザイン性と実用性を両立しています。

インテリアでは、日常の通勤から長距離ドライブまで対応する広々とした室内空間と優れたシートアレンジ性を実現しました。
2人から7人まで対応するシートレイアウトを採用し、3列目まで十分なヘッドクリアランスを確保しています。
また、3列目シートは取り外し可能で、取り外すことで最大625リットルの荷室容量を確保できます。
加えて、後席専用エアベントを備えた熱帯地域向けエアコンや、多彩な収納スペースも用意され、日常での使い勝手を高めています。
インフォテインメントには、ワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlayに対応した20.3cmディスプレイを採用しました。
さらに、降車時に足元を照らすフレンドリーライティング機能付きLEDヘッドランプや、接近時アンロック・降車時オートロック機能、ワイヤレス充電、前後パーキングセンサーなども装備しています。
安全性能では、6つのエアバッグをはじめ、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)、トラクションコントロールシステム(TCS)、ヒルスタートアシスト、ブレーキアシスト、EBD付ABSなど30項目以上の安全装備を全車に標準設定しました。
パワートレインには、1リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載します。
トランスミッションは5速MTに加え、2ペダルで運転できる5速EZシフトを設定しています。
燃費はARAI(インド自動車検査協会)モードで、5速MT車が19.3km/L、5速EZシフト車が19.6km/Lです。
価格は57万3400インドルピー(約97万円、2026年7月下旬時点)から90万8500インドルピー(約154万円)に設定されています。
グレードは「ヴィシア」「アセンタ」「N-Connecta」「テクナ」を展開するほか、発売記念の特別仕様車「テクナ ローンチエディション」も用意されています。
現時点で新型グラバイトの日本市場への導入予定は発表されていません。しかし、コンパクトなボディに3列シートや高い実用性を盛り込んだパッケージングは、日本のコンパクトミニバン市場にも通じる魅力を備えており、今後の展開にも注目が集まりそうです。
Writer: 阿久津仁
1998年東京都生まれ。高校卒業後、自動車業界をはじめとして不動産業界、IT業界、SNS業界など様々な業界でビジネスを展開するビジネスマン。某大手転職メディアでのWebライティング経験や、オリンピック記事の制作など様々な分野でWebライティング記事を作成し、Webライターとしての経験は10年に及ぶ。趣味はクルマ・バイクで休日にドライブをすること。





























