新車約118万円で買える!? 新型「“ちいさい”SUV」に大注目! 全長4m切りの「トヨタ・ライズ」サイズ! “青×白”のお洒落シートもイイ…シトロエン「e-C3X」印国仕様とは
シトロエン・インディアがコンパクトSUVの新型「e-C3X」を発表しました。バッテリー費用を車両価格から切り離す新方式を採用した電動モデルとは、どのような1台なのでしょうか。
バッテリー費用を分ける新発想の新型モデル
シトロエン・インディアは2026年6月17日(現地時間)、コンパクトSUVの新型「e-C3X(イー シースリー エックス)」を発表しました。
最大のトピックは、バッテリー費用を車両本体価格から切り離す「BaaS(バッテリー アズ ア サービス)」を導入したことです。EV(電気自動車)普及の最大の壁とされる高い初期費用を下げる狙いがあります。
e-C3Xは、シトロエンがインドで展開する電動モデルです。今回の新型では、BaaSを導入することで購入時の負担を抑えつつ、快適性、デザイン、日常での使いやすさを組み合わせた都市型のコンパクトSUV(EV)として訴求されています。
BaaSは、提携する主要銀行を通じて提供される仕組みです。車両とバッテリーを分けて購入するデュアルローン型の金融商品により、バッテリー分の初期費用を抑え、低い初期負担でEVに乗り始められるようにしています。

シトロエンによれば、この方式は初期費用の低減だけでなく、予測しやすい維持費と安心感をもたらし、より幅広い層がEVを持ちやすくなるとしています。
ボディサイズは、全長3981mm×全幅1733mm×全高1604mm、ホイールベース2450mm、最低地上高170mmです。この全長4mを切る取り回しの良いサイズ感は、日本で大人気のコンパクトSUVであるトヨタ「ライズ」(全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)に非常に近く、日本の道路環境でもイメージしやすいパッケージングとなっています。
最小回転半径も4.98mに抑えられており、混雑した市街地でも扱いやすく、荷室容量も315リットルを確保しています。
エクステリアは、SUVを思わせる力強いスタンスが特徴です。LEDヘッドライトと分割式のLEDデイタイムランニングランプ、R15のダイヤモンドカットアルミホイール、電動調整・自動格納式ドアミラー、フロント/リアのスキッドプレート、フロントフォグランプ、新デザインの「X」バッジなどを備えます。
ボディカラーは、ポーラーホワイト、スチールグレー、コスモブルー、ペルラネラブラック、ガーネットレッド、ディープフォレストグリーンの6色が設定されています。
インテリアは、新デザインの「Electric Blu(エレクトリック ブルー)」を基調としたインパネと、デュアルトーンのプレミアムレザレットシート(人工皮革)を組み合わせた仕様を採用します。
装備面では、LED室内ランプ、7インチTFTメーター、10.25インチのインフォテインメントシステム、ワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoに対応します。
さらに、ワイヤレス充電器や、40以上のリモート機能を備えるConnected Car Technology 2.0などを搭載。オプションでJBLオーディオや前後ドライブレコーダーパッケージも選べます。
快適性は、シトロエンが「空飛ぶ絨毯」と称するアドバンストコンフォートサスペンションと専用シートが担います。加えて、インドの酷暑に合わせて開発した空調システムを備え、車内温度を14度以下まで下げられるとしています。
安全面では、高張力鋼と超高張力鋼を60パーセント以上使用した車体構造を採用。6つのエアバッグ、ABS+EBD、トップテザー付きISOFIX固定機構、車速感応式オートドアロック、高速走行時の警告システムなどを備えます。
さらに、ダッシュカムを活用した予測安全機能として、車線逸脱警告や前方車両距離警告、歩行者・非動力車両警告も設定されます。フロア搭載バッテリーによる低重心化が、コーナリング時の安心感にも寄与するとしています。
パワートレインは、永久磁石同期モーターを搭載する電動システムです。最高出力は57ps、最大トルクは143Nmで、トランスミッションはシングルスピードATとなります。
充電はDC急速充電に対応し、10%から80%まで57分で回復できます。維持費については、1kmあたり19パイサ(約0.32円 ※2026年7月下旬時点、以下同)からという低いメンテナンスコストを掲げています。
価格は、通常購入で11.99ルピー(約203万円)からです。BaaSを選ぶと、初期費用は6.98ルピー(約118万円)からとなり、別途、バッテリーEMIとして1kmあたり2.26ルピー(3.82円)が加わります。
予約は、シトロエンの販売店網および公式サイトですでに始まっています。
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バッテリーを車両価格から切り離すBaaSにより、初期費用を大きく抑えたシトロエンの新型e-C3X。日本でも親しみやすいライズサイズのボディに、独自の快適性と実用的な装備を備え、EVをより身近にする新しい選択肢として、インド市場に投入されます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。























