トヨタ新型「“FR”カムリ」!? 新開発「2リッター“直4”」搭載! 迫力のワイドボディもイイ「右ハンドルモデル」…MTも採用のTR仕様どんなモデル?
東京オートサロンからスタートした喧嘩三番勝負の最終戦となる「北米生産カムリ カスタム対決」が、スーパー耐久シリーズの富士24時間レースが行われた富士スピードウェイにて行われ、中嶋裕樹副社長率いるチームTOYOTA Racing(TR)から「カムリ」をベースとしたカスタムカーが公開されました。どのようなモデルなのでしょうか。
「“FR”カムリ」!?
東京オートサロンからスタートした喧嘩三番勝負の最終戦となる「北米生産カムリ カスタム対決」が、6月にスーパー耐久シリーズの富士24時間レースが行われた富士スピードウェイにて行われました。
今回はモリゾウこと豊田章男会長が率いるチームGAZOO Racing(GR)と、ジャイアーノこと中嶋裕樹副社長率いるチームTOYOTA Racing(TR)の対決で、テーマとなったのは今秋に日本導入が予定されている北米生産のラージセダン「カムリ」をベースとしたカスタム対決です。
チームTRが持ち込んだカスタムカムリは、なんとブラックのボディにグリーンのストライプを散りばめた“街道レーサー”スタイル。
往年の街道レーサーはボンネットの先端を延長して“ロングノーズ”としていましたが、カムリはボンネットではなくハンマーヘッドデザインのグリル先端を大幅に延長してロングノーズを再現し、バンパー下部のチンスポイラーはロングノーズ以上にフロントに突き出すことで通称“デッパ”もしっかりオマージュされています。
そしてリアのトランクには星型の穴開け加工がなされた“板ッパネ”も装着され、マフラーは天高くそびえ立つ4本出しの”タケヤリマフラー“とし、オーバーフェンダーはワイルドなビス留めとするなど、往年のスタイルを現代風に解釈したエクステリアとなっていました。
さらにインテリアにはダッシュボードに敷き詰めれられたフェイクファーや圧倒的存在感を放つシャンデリア、そしてリアシートに埋め込まれた大型スピーカーに加え、メーターはソアラを代表とする当時のハイソカー憧れのデジタルメーターを再現したものを搭載。
シフトノブはカムリの生産拠点のあるケンタッキー州の特産のひとつであるバーボンウイスキーをイメージした液体を封入したクリスタルシフトノブとなり、その後ろにはジャイアーノ氏が愛用(?)している葉巻を収めるシガレットケースも備わるこだわりぶりとなっていました。
もちろんこだわっているのは内外装だけではなく、なんと心臓部には現在開発中の直列4気筒2リッター次世代ターボの「G20E型」とマニュアルトランスミッションを搭載し、駆動方式も前輪駆動から後輪駆動へと変更するという大掛かりな改造も行われているのです。

また、カムリを日本に売るということのひとつのアンサーとして、北米生産でありながらステアリング位置を右とすることで、今後市販されるモデルが右ハンドル仕様となることを匂わせているのもポイント。
このように大小さまざまなこだわりが散りばめられた街道レーサー仕様のカムリですが、この仕様は“グラチャン仕様”とも呼ばれ、もともとはグラチャン=富士グランチャンピオンレースに参戦していた車両をオマージュしたカスタムだったことから、ある意味チームTRのカスタムマシンとしては正統派(?)な仕上がりと言えるのかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
























