日産「新型キックス」登場! 第3世代e-POWER搭載でパワフル&低燃費なコンパクトSUVになった!? 乗ればわかる「良いクルマ感」の正体は?
日産のコンパクトSUV「キックス」がフルモデルチェンジしました。新型では第3世代のe-POWERを搭載しますが、走行性能や燃費はどう進化したのでしょうか。試乗して確かめてみました。
乗り心地は良好! 気になるのはライバルとの価格差か!?
試乗してe-POWER以上に「いいね!」だったのが乗り味。欧州設計のプラットフォームの良さをキッチリ引き出せている。硬いタイヤのため不利な19インチ仕様(G/G e-4ORCE)でも乗り心地は良好。
17インチ仕様を選ぶと日産車の中じゃ圧倒的に上質なクルマに感じる。新型「リーフ」もこのくらいの乗り心地を目標にして欲しかった。乗れば誰にでもわかる「良いクルマ感」を味わえることだろう。ディーラーで試乗済みの皆さんも同じように感じたと思う。

続いて4WDの「e-4ORCE」も試乗してみた。今や世の中「AWD」と呼びたがるのに日産は4WDのまんま。グレード名にはe-4ORCEとついているが、ウェブサイトなんかを見るとAWDも4WDと表記し続けているの私の好みです(笑)
新型キックスの4WDは、後輪が68馬力のモーター駆動となる。前述の「法則」を当てはめれば、新型キックスの最大出力(電池+エンジン)は143馬力。後輪モーターが68馬力を出している時の前輪モーターって「143馬力-68馬力」だから75馬力。前後の駆動力配分55%対45%程度です。
キッチリ後輪に駆動力を掛けることで4WDっぽい乗り味を出せる。これは、ぜひ雪道も試してみたいと思う。
※ ※ ※
さて、なかなか良い仕上がりの新型キックスながら、相対的に評価すると、エントリーグレードこそライバルと同等なものの、最上級の「G e-4ORCE」あたりを狙うとヴェゼルやカローラクロスと比べて30万円くらい割高。299万9700円から424万8200円です(消費税込)。
このあたりはウェブでいいから見積もりを取ってみたらわかる。ルノーのプラットフォームのコストが高いんだと思うが、逆に考えれば、価格さえ気にならなければ魅力的なクルマです。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。










































