BMW新型「X5」2019年上旬に日本市場へ 「X5 xDrive30d」から順次ラインナップ
BMWは2018年10月4から一般公開されたパリモーターショー2018に出展した新型「X5」のプレス試乗会を、Xシリーズの生産拠点であるアメリカで開催しました。
BMW新型「X5」の日本導入は2019年上旬を予定
2018年10月4から一般公開されたパリモーターショー2018にも出展された、BMWのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)新型「X5」のプレス試乗会が、Xシリーズの生産拠点であるアメリカで開催されました。
現在公開されているモデルで4世代目となる「X5」は、2000年に初登場して以来、シリーズ合計で2200万台以上が販売されていることからも分かるとおり、その高い走破性とスタイリッシュなデザインで国内外で高評価を得ている車種です。
そこで今回は新型のBMWの日本導入時期や特徴などをBMWの広報にうかがってみました。
――新型「X5」の最大の特徴はなんでしょうか?
エクステリアのデザインもそうですが、一番はオフロードの性能をより高めた点です。SUVとしてより本格的な機能を備えることで「遊び」にも使えるクルマへと仕上がっています。
――ボディサイズが拡大されましたが、日本の道路事情での使い勝手はどう考えていますか?
既存のX5ユーザーもそうですが、ボディサイズの大きさで悩まれる方はあまりいらっしゃらないように感じています。ですからこれまでのX5や他社の同クラスのモデルからの乗り換えを考えている層をターゲットとしています。
――日本導入時期はいつ頃になりますか?
2019年上旬を予定しています。ラインナップは現行車でも人気の高いディーゼルモデル「X5 xDrive35d」の後継となる「X5 xDrive30d」から順次リリースしていく予定ですが、まだ詳細は決まっておりません。また、プラグイン・ハイブリッドモデルも継続して販売していく予定ですが、価格についてはまだ公表できかねません。
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今回のモデルチェンジでは、3代目モデルと比べてホイールベースが42mm増の2975mm、全長が36mm増の4922mm、全幅が66mm増の2004mm、全高が19mm増の1745mと全体的に拡大。乗員と荷室スペースもより広くなっています。
エクステリア面では、一体式のフレームで囲まれた大型のキドニーグリルの採用や、LEDヘッドライト、18インチのアルミホイールを採用し、Mスポーツモデルには20インチのダブルスポークデザインの専用ホイールを装着。
日本に最初に導入される予定の「X5 xDrive30d」に搭載された直列6気筒3リッターディーゼルエンジンは、最高出力265PS/4000rpm、最大トルク63.24kg/2000-2500rpmを発生し、低回転から力強い加速とゆとりのある高速走行が実現されています。
その他、新型「X5」では完全デジタル化された新世代のディスプレイおよび操作システムである「BMWオペレーティングシステム7.0」を初採用し、直感的な操作やカスタマイズ可能な表示により、ドライバーに常に適切な情報をタイミングよく伝えてくれます。
【了】