910万円! トヨタ本気の「“超高級”クラウン」がスゴイ! “匠の技”で仕上げた「特別カラー」&スポーティ「足回り」採用! さらに専用“豪華内装”と超静音「パワーユニット」搭載! “最上級”仕様「THE LIMITED-MATTE METAL」とは!
トヨタ「クラウン」には、特別な最上級仕様が設定されています。専用のボディカラーや豪華な装備が与えられた燃料電池仕様のモデルは、どのような特徴を持つクルマなのでしょうか。
トヨタ本気の「“超高級”クラウン」がスゴイ!
日本の自動車市場を牽引するトヨタの高級セダン「クラウン(セダン)」のラインナップのなかで、特別な最上級仕様が設定されています。どのような仕様なのでしょうか。
クラウンは、初代の登場から現在に至るまで、日本の高級車セグメントを代表する存在として独自の進化を遂げてきました。
時代ごとの需要やお客様の多様な価値観に寄り添いながら、常に挑戦と革新を続けてきたモデルであり、パーソナルユースだけでなくビジネスユースにおけるショーファーカーとしても高い人気と確固たる需要を誇っています。
現行のクラウンセダンは16代目にあたり、2023年11月に発売されたモデルです。16代目ではその他SUVタイプのクラウンもラインナップされていますが、元来のスタイルである正統派セダンとして登場しています。
このモデルでは、快適な乗り心地と上質な走りを突き詰めるとともに、ショーファーニーズを満たすくつろぎの空間が創出されました。
従来のセダンにはない伸びやかで美しいプロポーションが追求され、ニューフォーマルという新たな価値観を提案するクルマとして誕生しています。
ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mmです。
デザイン面では、鋭さとワイド感を強調するハンマーヘッドと大型台形グリルを組み合わせたフロントフェイスが特徴で、リアには横一文字のテールランプが採用されました。
室内には大型の杢目調パネルがあしらわれ、全64色に色替え対応可能なLED照明による柔らかな間接光の演出が施されています。
さらに、ショーファーニーズに応えるためホイールベースは3000mmに設定され、広大な後席空間とスムーズな乗降性が実現されました。足回りには減衰力を制御するAVSが採用され、路面の凹凸を乗客に伝えない上質な乗り心地に仕上げられています。
パワートレインには、走行中に二酸化炭素を一切排出しない高性能な燃料電池車(FCEV)システムと、2.5リッターマルチステージハイブリッドシステム(HEV)の2種類が用意されました。
FCEVモデルは3本の高圧水素タンクと燃料電池などを搭載し、1回あたり約3分の水素充填で約820kmの走行を可能にしています。
その後、2025年5月にはクラウンの誕生70周年を記念した特別仕様車などが発表され、同年6月より発売されました。
現在のグレード展開は、標準仕様の「Z」をはじめ、70周年を記念した「Z “THE 70th”」などが設定されています。

なかでも、最上級モデルに位置付けられるのが、クラウン専門店「THE CROWN」専用商品として設定された特別仕様車「Z “THE LIMITED-MATTE METAL”」のFCEVモデルです。
専用の外板色として「マットメタル」が設定されています。ボディの最表面には、マット塗装のお手入れを楽にする特殊表面処理である「TMコート」が採用されました。
これは匠の技術によって薄膜かつ均一に仕上げられたもので、マット特有の外観に影響を与えることなく、持久力のある防汚性と汚れ除去性を実現しています。
さらに足元には、マットブラック塗装を施した20×8.5Jアルミホイールと245/45ZR20タイヤが組み合わされ、スポーティで引き締まった印象を与えています。
インテリアは、特別内装色である「ブラックラスター」を基調とした洗練された空間です。
インストルメントパネルやセンターコンソール、ドアトリム部分の杢目調パネルはブラック化され、シックな室内に映える上質なアクセントとなっています。
また、センターコンソールボックスやドアトリムなどには合成皮革巻きとソフトパッドが施され、インストルメントパネルにはソフトフィール塗装が設定されるなど、触れる範囲の質感を高める工夫が凝らされました。
ステアリングホイールは本革巻きの3本スポーク仕様で、ステアリングスイッチ周辺のシルバー加飾やグレーのかがり縫いステッチ、ディンプル加工が施され、ステアリングヒーターやタッチセンサーも内蔵されています。
シフトノブもディンプル加工が施された本革巻きで、ピアノブラック加飾が組み合わされました。さらに、インストルメントパネルには専用のレーザー加飾が刻印され、特別な一台であることを証明しています。
そのほか、洗練されたシルバーのクラウン専用キーや、フルブラックのリサイクルレザーケースに包まれたマニュアルケースなど、ディティールまで徹底的にこだわっています。
パワートレインは、最高峰モデルにふさわしい静粛性と滑らかな加速性能を誇る燃料電池ユニットを搭載し、駆動方式は後輪駆動を採用しています。環境に配慮したクリーンな走りと、モーター駆動ならではの力強いトルク感がもたらす上質な移動空間が魅力です。
メーカーオプションとして前席から後席まで開放感をもたらす電動ロールシェード付きのパノラマルーフが用意されています。
また、販売店装着オプションとして、後席のヘッドレストに装着して頭部や首周りを心地よく支える高級感のあるスエード生地のヘッドレストピローが2万8600円(消費税込、以下同)で設定されています。
価格は910万円となっており、標準仕様のハイブリッド車と比較すると180万円高い設定です。
しかし、専用のマット塗装や職人の技が光る防汚コート、そして細部まで上質さを追求した専用の装備群を考慮すると、まさにトヨタのフラッグシップセダンにおける究極の選択肢と言える特別な仕上がりを見せています。
Writer: くるまのニュース編集部
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