三菱「新型パジェロ“イオ”」登場へ!? 高性能&高コスパの「ちいさなSUV」!? 復活の新シリーズどんなモデルに?

三菱「パジェロ」の復活が一部で報道されていますが、かつてパジェロには派生モデルとして、小柄な「パジェロイオ」というモデルがありました。

「パジェロ」の復活とシリーズ化を宣言

 三菱は、2026年5月29日に「2030年代に向けた新中長期ビジョン」を発表し、新型「パジェロ」を2026年秋に世界初公開することを予告しました。また、あわせてパジェロのシリーズ化することも明かしたのです。

 新中長期ビジョンの資料には、「パジェロ」シリーズに加わるであろう、ヴェールに覆われた2台の写真も掲載されています。1台はAピラーが垂直近くに立った箱形のモデルで、もうひとつがオーソドックスなSUVのフォルムであることがわかります。

 また、同じ新中長期ビジョンでは、2026年から2031年にかけて、13もの新型モデルを投入することも予告されました。その中で、「パジェロ」シリーズと思わしきものは「スモールSUV」と「コンパクトSUV」の2モデルです。この2モデルは、新型パジェロに並べて記載されていますし、パジェロシリーズの紹介写真とフォルム的にもそっくりです。

新しいパジェロシリーズは何になる?

 それでは、新しいパジェロシリーズは、どんなモデルが加わるのでしょうか。 

 そのヒントは過去にあります。パジェロは、1990年代から2000年代にかけてパジェロの兄弟車として、「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」を販売していました。

 今回の「新中長期ビジョンの発表」にあわせて、三菱は「パジェロ復活」のリリースも出しています。そのリリースにも、しっかりと、これら3モデルのことも明記されています。わざわざ名前を出すのですから、パジェロシリーズの復活は、これらの過去のモデルの復活を意味することが予想できます。

 そんな過去のパジェロシリーズはどんなクルマだったのかといえば、パジェロミニが軽自動車で、パジェロジュニアが軽自動車のパジェロミニにオーバーフェンダーと大きなエンジンを搭載して拡大した登録車であり、そしてパジェロイオが専用開発された小型の登録車でした。

 ライバルであるスズキのモデルでいえば、軽自動車の「ジムニー」があり、その拡大版の登録車が「ジムニーシエラ」になります。これがパジェロミニと、パジェロジュニアの関係と同じです。

 そしては、登録車であり別に開発されたパジェロイオは、いまはなき「エスクード」がライバルになるのではないでしょうか。

 今回、予告されたのは2モデルのパジェロシリーズです。一番、素直な予想としては、Aピラーの立っている箱形のモデルがスモールSUVのパジェロミニとパジェロジュニアなり、オーソドックスなSUVフォルムがコンパクトSUVのパジェロイオになるのではないかというものです。

 日本市場には軽自動車のパジェロミニと登録車のパジェロイオで、日本以外の市場には、どちらも登録車のパジェロジュニアとパジェロイオという組み合わせで販売されることが予想できます。

復活するパジェロシリーズって?
復活するパジェロシリーズって?

コンパクトSUV「パジェロイオ」の内容は?

 では、専用設計となるコンパクトSUVのパジェロイオはどんなクルマになるのでしょうか。

 三菱のこれまでのラインナップで、コンパクトSUVといえば、「エクリプスクロス」が該当します。エクリプスクロスは、コンパクトでスタイリッシュなクーペSUVであり、パワートレインにエンジンとPHEVを揃えていました。

 もしも、コンパクトSUVにパジェロイオが登場すれば、エクリプスクロスのポジションとかぶります。もしかすると、エクリプスクロスが終わって、パジェロイオに代替するかもしれません。その場合、パジェロイオは、よりタフでオフロード色が強くなり、スクエアなボディのため、室内は広くなるでしょう。

 また、パジェロイオのパワートレインにはPHEVが採用される可能性が大です。ただし、PHEVだけだと高額になりすぎるので、HEVも用意されるはず。兄貴分のパジェロには、HEV/PHEV専用に開発された熱効率48%という高性能なエンジンを使う、新開発の電動化システムが採用されるそうです。PHEVですから、当然、駆動方式は後輪をモーター駆動する電動4WDです。弟分ではありますが、パジェロイオにも同じパワートレインが使われるかもしれません。高効率なPHEVと電動4WDです。

 兄貴分となるパジェロはフラッグシップとして、相当な高額モデルとなることが予想されます。それに対して、パジェロイオはもっと安くなることは間違いありません。それでいて、パワートレインにパジェロと同じものが採用されていれば、非常にお得感が高いモデルになるのではないでしょうか。サイズも小さいですから、日本市場でも使い勝手はよいはず。

 安くて、高性能、そして使い勝手が良い。それがパジェロイオになります。案外、日本市場での販売のメインとなるのはパジェロよりもパジェロイオになる可能性すらあるかもしれません。そんな魅力的なモデルになることが予想できるのです。

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