スバル最速「新型ステーションワゴンSUV」発表! スゴい四駆システム新たに搭載! 進化したのに価格は据え置き「トレイルシーカー」米国で26年秋登場へ
スバルのステーションワゴンSUVタイプの電気自動車「トレイルシーカー」の2027年モデルが米国で発表されました。どのような進化を遂げるのでしょうか。
スバル最速「新型ステーションワゴンSUV」発表
スバルの米国法人は2026年7月2日、新型「トレイルシーカー」の2027年モデルを発表しました。
トレイルシーカーは、ステーションワゴンとSUVを融合させた「ワゴンSUV」スタイルの新型BEV(バッテリーEV/電気自動車)として2026年初頭にデビュー。北米市場で高い評価を得ていますが、今回の改良では数々の機能向上が加えられます。
パワートレインは74.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、最高出力375馬力を発生。0-60マイル(約96km/h)加速はわずか4.3秒を誇り、これは米国で販売されたスバルの量産モデルの中で歴代最速のスペックとなります。
航続距離は最大281マイル(約452km)を確保。最大150kWのDC急速充電に対応しているため、10%から80%までの充電を最短28分で完了します。さらに、手動またはナビ連動で機能するバッテリーの予熱システムも備えており、マイナス10度前後の極寒の環境下でも通常時と変わらない速度での充電が可能です。

パッケージングにおいては、スバルの伝統的なSUVのフォルムに次世代BEVの技術を融合。荷室容量は大型スーツケース4個分に相当する最大31.3立方フィート(約886リットル)を確保しており、これは同社の「アウトバック」と同等の広さです。
さらに、同じくBEV専用プラットフォームを採用する「ソルテラ」と比較しても、全長が約150mm、全高が約25mm拡大されており、よりゆとりある居住空間と積載能力を実現しています。加えて、頑丈なルーフレールが標準搭載され、静荷重は317kg、最大牽引能力は約1.5トンに達するなど、本格的なアウトドアギアとしての実力も兼ね備えています。
インテリアには14インチの大型センターディスプレイが配置され、水平基調の洗練されたダッシュボードデザインが広がります。シート素材には、全車に環境に配慮した合成皮革「StarTex」が採用されました。
安全面では、プリクラッシュブレーキや渋滞時支援機能(サブスクリプションが必要)を含む、最新の「アイサイト」ドライバーアシスト技術が全グレードに標準装備されています。
2027年モデルにおける最大のトピックは、北米充電規格(NACS)ポートの標準採用です。これにより、オーナーはアダプターを使用することなく、北米全土に展開されている2万5000基以上のテスラ・スーパーチャージャーなどの急速充電ネットワークを直接利用できるようになり、利便性が大幅に向上しました。
また、走行性能面でもアップデートが施されています。米国仕様のトレイルシーカーは全車がAWD(全輪駆動)モデルとなっており、この「シンメトリカルAWD」がBEVならではのパワートレイン特性に合わせてさらに洗練されました。
前後の加速度センサーからの情報をもとに、加速・減速・コーナリング時の動的な荷重移動を検知し、回生ブレーキのトルク配分や各車輪へのパワー配分を最適化する可変制御を導入したことで、あらゆる路面でのスタビリティとドライバーへの安心感を高めています。
米国仕様のグレード構成は、ベースの「Premium」、デジタルキーやハーマンカードン製オーディオ、20インチホイールなどを追加した「Limited」、パノラミックガラスルーフやベンチレーションシート、足元を温めるラジエントレッグウォーマーなどの高級装備を足した最上級の「Touring」の3タイプが用意されます。
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米国でのトレイルシーカーの価格は3万9995ドルから4万6855ドル、日本円で約644万円から約755万円です(2026年7月初旬のレート)。
充電規格の変更や制御のアップデートといった機能が追加されたにも関わらず、ベースグレードのPremiumでは従来モデルと価格を据え置きに設定しました。
2027年モデルは、2026年秋後半より全米の販売店にて導入される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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