ホンダの斬新「“1人乗り”軽自動車」が凄い! 「誰も乗らせない」めちゃ広い車内空間דタフな黒顔”が特徴的! カクカクボディのシンプル仕様「N-VAN e: G」とは?
2028年に「N-BOX EV」の投入計画が明らかとなり、ホンダの軽EV戦略に再び注目が集まっています。一方で、Nシリーズにはすでに軽商用EVとして「N-VAN e:」がラインナップされています。なかでも助手席を廃した1人乗り仕様の「N-VAN e: G」は、積載性を徹底追求した個性的なモデルです。その特徴をあらためて振り返ります。
助手席レスで積載性を極めた実用性特化モデル
ホンダが2026年5月14日に開催した事業説明会では、四輪事業の再構築に向けた取り組みと今後の方向性が示されるとともに、新型車に関する計画も明らかにされました。
そのなかで、軽EV(電気自動車)のラインナップ拡充方針が示され、2028年には新型「N-BOX EV」を投入する計画が公表されています。
こうした動きを受け、「そういえばNシリーズにはすでにEVがあった」と思い出す人も少なくないでしょう。
その1台が、2024年10月に発売された軽商用EV「N-VAN e:」です。なかでも積載性を徹底的に追求した「N-VAN e: G」は、助手席を廃した1人乗り仕様を採用するなど、他グレードとは一線を画す個性的なモデルとしてラインナップされています。
2024年10月10日に発売されたN-VAN e:は、2018年に登場した軽商用バン「N-VAN」をベースに開発されたEVモデルです。
商用車として求められる積載性や使い勝手を維持しながら、EVならではの静粛性や扱いやすさを兼ね備えていることから、配送業務をはじめとしたビジネスシーンで高い評価を獲得しています。
また、ベースとなるN-VANは2019年に「RJCカー・オブ・ザ・イヤー特別賞」を受賞するなど、その高い実用性は広く認められています。
そうした優れたパッケージングを受け継ぎながらEV化を果たしたN-VAN e:は、ホンダの軽EV戦略を支える重要なモデルとなっています。

そんなN-VAN e:のなかでもN-VAN e: Gは、助手席を廃した1人乗り仕様を採用している点が最大の特徴です。
一般的な商用バンでは2人乗りを基本とするモデルが多いなか、積載性能を最優先した大胆なレイアウトを採用することで、配送や業務用途に特化したモデルへと仕上げられています。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1950mm、ホイールベース2520mmです。
他グレードと比較すると全高は10mm低く設定されており、積載性と実用性を重視した専用仕様となっています。
エクステリアは、コンテナを思わせるスクエアなボディ形状を採用するとともに、側面には3本のキャラクターラインを配置することで、商用車らしいタフな印象を演出しています。
シンプルながら存在感のあるデザインは、配送車両として街中を走る姿にも違和感がありません。
ボディカラーはタフタホワイトIIIとルナシルバー・メタリックの2色を設定しています。いずれも業務車両として扱いやすいベーシックなカラーであり、企業ロゴやラッピングとの相性にも優れています。
インテリアは「積む・運ぶ」という商用車本来の役割を徹底的に追求しています。最大の特徴となる助手席レス仕様によって荷室スペースを大幅に拡大し、大型の荷物でも積載しやすい低床かつフラットな空間を実現しました。
助手席が存在しないことで運転席から荷室までスムーズに移動できるため、配送業務における作業効率向上にも貢献します。
さらに、荷室には縦方向のビードラインを採用し、パネル剛性を高めながらキズが目立ちにくい工夫も施されています。
また、助手席側のインストルメントパネルを垂直形状とすることで、前方まで無駄なく使えるスクエアな荷室空間を確保しており、長尺物や大型荷物の積載性を高めています。
装備面では、新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT」を搭載しています。専用アプリを通じてバッテリー残量の確認や充電開始時間の設定をスマートフォンから行えるほか、充電待機時間や最大充電量、最大電流量、外部給電時の下限SOCなども細かく設定できるため、業務スケジュールに合わせた効率的な充電管理が可能です。
パワートレインには高エネルギー密度バッテリーを採用し、各種バッテリーマネジメント機能の最適化によって電費性能を向上させています。
その結果、WLTCモードで245kmの一充電走行距離を実現しました。また、バッテリーを薄型化することで荷室スペースを確保しながら航続距離も両立しており、商用EVとして実用性を高めています。
なお、N-VAN e: Gは新車オンラインストア「Honda ON」限定モデルとして展開されており、価格(消費税込み)は月額5万83円から(月間走行距離3000kmの場合)に設定されています。
月間走行距離やオプション内容に応じてプランを選択できるため、初期費用を抑えながら導入できる点も特徴です。
※ ※ ※
2026年7月現在はN-BOXの一部改良モデルの登場や、将来的なN-BOX EVへの期待が高まり、ホンダの軽EV戦略に再び注目が集まっています。
そのなかで、すでに市場投入されているN-VAN e:、なかでも積載性を極限まで追求したN-VAN e: Gは、ホンダが軽EVの実用化をいち早く進めてきたことを象徴する存在といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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