斬新“ダブルX顔”採用の新型「“四駆”SUV」世界初公開! 全幅2mの迫力ボディ&初「5種類パワトレ」設定! トヨタと協力開発モデルもある新たなBMW「X5」登場

BMWは2026年6月30日(現地時間)、全面刷新された新型「X5」を世界初公開しました。第5世代へと進化し、5種類のパワートレインを用意した新型SUVは、どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタと協力開発の新パワートレインも採用!

 BMWは2026年6月30日(現地時間)、全面刷新された新型「X5」を世界初公開しました。

 X5は、1999年に初代モデルが登場したBMWのプレミアム・ミドルサイズSUVです。BMWでは「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼ばれ、オンロードでの高い走行性能とSUVらしい実用性を兼ね備えたモデルとして展開されてきました。

 今回発表された新型は第5世代にあたり、デザインやインテリア、デジタル機能、パワートレインを大幅に刷新しています。

 ボディサイズは「X5 40 xDrive」の場合、全長4994mm×全幅2000mm×全高1751mm、ホイールベース3035mmです。全幅は2mに達しており、堂々とした存在感を備えています。

BMW新型「X5」は、縦型のキドニーグリルと“ダブルX”ライトアイコンを採用
BMW新型「X5」は、縦型のキドニーグリルと“ダブルX”ライトアイコンを採用

 荷室容量は655リットルから最大1850リットルを確保。なお、PHEVモデルでは525リットルから1680リットルとなります。

 エクステリアでは、BMWの新たなデザイン言語を採用。フロントまわりは垂直基調のキドニーグリルと、光るグリル「BMWキドニー・アイコニック・グロー」が特徴です。

 さらに、BMWとして初採用となる「ダブルX」ライトアイコンをデイタイムランニングライトに組み込みました。ロービームや車幅灯、ターンインジケーターもこのライトグラフィックに統合され、昼夜を問わず新型X5らしい表情を演出します。

 サイドビューでは、新設計のドアハンドル「BMWウイングレット」を採用。ドア面の凹凸を抑えることで、一体感のあるすっきりとしたデザインを実現しています。軽く触れることで電動ドアを開閉できる機能も備えました。

 インテリアには、新世代の表示・操作システム「BMWパノラミックiDrive」を採用。BMW Operating System Xをベースに、フロントウインドウ下部に情報を表示する「BMWパノラミックビジョン」や、助手席向けの「BMWパッセンジャースクリーン」などを設定しています。

 また、水平基調のインパネや立体的に発光するアンビエントライト、ガラスや天然素材を用いた加飾などにより、上質で先進的な室内空間としました。

 パワートレインは、新型X5の大きな注目点です。BMWとして初めて、5種類のパワートレインを用意するモデルとなりました。いずれのモデルも、BMWの四輪駆動システム「xDrive」を採用している点も特徴です。

 まず、48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた3リッター直列6気筒ガソリンエンジン搭載車としてX5 40 xDriveを設定。システム最高出力は400馬力、最大トルクは580Nmで、0-100km/h加速は5.3秒です。

 ディーゼルモデルの「X5 40d xDrive」は、3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、システム最高出力313馬力・最大トルク670Nmを発揮します。

 PHEVは2種類を設定。「X5 50e xDrive」は、3リッター直列6気筒ガソリンエンジンとモーターを組み合わせ、システム最高出力489馬力、最大トルク700Nmを発生します。EV走行距離はWLTPモードで86kmから102kmです。

 さらに高性能なMパフォーマンスモデルとして「X5 M60e xDrive」も用意されます。こちらはシステム最高出力612馬力・最大トルク800Nmを発揮し、0-100km/h加速は4.5秒。EV走行距離はWLTPモードで81kmから98kmとされています。

 そして、X5として初のBEV(バッテリーEV)となる「iX5 60 xDrive」も登場します。第6世代のBMW eDriveテクノロジーを採用し、前後にモーターを搭載。システム最高出力は578馬力、最大トルクは805Nmです。

 高電圧バッテリーの容量は141kWhで、800Vシステムを採用。航続距離はWLTPモードで645kmから845kmとされ、最大460kWの急速充電にも対応します。

 なお、BMW日本法人の公式サイトでは、BMW iX5の導入時期について「2027年以降」を予定していると案内されています。

 このほか、後日には水素燃料電池車の「iX5 Hydrogen」も追加される予定です。

 駆動技術には、BMWグループがトヨタと協力して開発した第3世代燃料電池システムを採用。さらに新開発の水素貯蔵システム「BMW Hydrogen Flat Storage」を組み合わせ、航続距離は最大750kmとされています。

 また、iX5 HydrogenはBMW初の量産水素モデルとして展開される予定で、燃料補給は5分未満で完了するとしています。

 新型X5は、2026年8月から米国のBMWグループ・スパータンバーグ工場で生産が開始される予定です。

 最初のモデルは2026年11月下旬に市場導入され、BEVおよびPHEVモデルは2027年初頭に続く予定とされています。

 なお、今回公表された各数値はドイツ市場向けの暫定値であり、iX5を除く日本導入時期や日本仕様の詳細については、現時点では明らかにされていません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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