新車110万円から! スバルの「新型“2人乗り”軽商用車」に大注目! チャリや交差点も検知する“超安全”軽トラに! かつて“農道のポルシェ”と呼ばれた「サンバートラック」の最新事情
スバルが1961年から8世代にわたって販売を続け、2026年3月にも一部改良を実施したばかりの軽トラック「サンバートラック」とは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
8世代続くスバルの軽トラック、その実力とは
1961年2月に初代モデルが登場した、スバルの軽トラックである「サンバートラック」は、当時の軽乗用車「スバル360」のコンポーネンツを流用したことで、リアエンジンで四輪独立懸架のサスペンションを備えるモデルとなり、そのレイアウトから「農道のポルシェ」の愛称でも親しまれてきました。
しかしスバルは2008年4月に軽自動車の自社開発から撤退すると発表し、サンバーも2012年2月末で自社での生産を終了してしまっています。
とはいえ、およそ50年にわたって販売を続けてきたスバルの軽自動車を求める人は、当然ながら数多く存在しています。
そのため、自社生産終了後はダイハツからOEM供給を受けることで軽自動車のラインナップを維持しており、サンバートラックもダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」のOEMモデルとして現在も存在しています。
スバルの自社生産モデルとしては6代目まで続いており、7代目からは上記のようにダイハツのOEMモデルとなったサンバートラックは、現在8代目が現行型としてラインナップされています。どのようなモデルとなっているのでしょうか。

8代目サンバートラックは2014年9月に登場し、まもなく12年が経過しようとしています。
2022年1月に大幅改良を実施し、この時にステレオカメラを刷新した「スマートアシスト」を全車標準装備しました。
「衝突回避支援ブレーキ機能」と「衝突警報機能」の対応速度向上や、二輪車・自転車・夜間歩行者認識への対応に加え、「車線逸脱抑制制御機能」や「路側逸脱警報機能」、対向車等を認識してハイビームの部分的な遮光を行う「アダプティブドライビングビーム」等を採用したことで、安全性を高めています。
さらにトランスミッションに新開発のFR用CVTを採用することで、費性能・静粛性・発進加速性能を向上させたほか、CVTの4WD車には、スイッチ操作で3モードの選択が可能な電子制御式4WDを採用し、運転中の路面状況に応じた適切な対応を可能としました。
なおスマートアシストは2026年3月に実施された一部改良でさらに進化し、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能は横断自転車の検知が可能となり、交差点右折時の直進対向車・右左折時の対向方向から来る横断歩行者検知機能も追加されています。
またこの時、「スマートフォン連携9インチディスプレイオーディオ」がメーカーオプション設定に加わりました(一部グレード)。
サンバートラックのグレードは、ベースのハイゼットトラックよりも少ない4グレードの展開となりますが、大型キャビンを備えた「グランドキャブ」(ハイゼットトラックでは「ジャンボ」)がラインナップされているのは嬉しいところ。
ただしボディカラーは全グレードで「ホワイトIII」と「ブライトシルバー・メタリック」の2色のみとなっており、豊富なボディカラーの設定があるハイゼットトラックとは対照的なのは、OEMモデルの宿命と言えるかもしれません。
2026年6月現在の車両価格(消費税込)は、109万4500円から162万8000円です。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。




























