KTM「“新型”ミドルウェイトネイキッドモデル」発売! 自社開発の最新ブレーキシステム&新設計のサブフレームで全面刷新 外装もアップデートされた「790 DUKE」登場
KTM Japanは、2026年6月23日にミドルウェイトネイキッドモデル「790 DUKE(790デューク)」の2027年モデルを国内に導入すると発表しました。
あらゆる面をアップデート
KTM Japanは、2026年6月23日にミドルウェイトネイキッドモデル「790 DUKE(790デューク)」の2027年モデルを国内に導入すると発表しました。
2018年に市場に投入され、2022年に復活を遂げた790 DUKEは、今回のアップデートで「ライダー第一主義」というコンセプトのもと、さらなる進化を遂げました。
従来からの強みである俊敏性をさらに追求し、フラッグシップモデルである「990 DUKE」などから着想を得た改良が施されています。
外観ではフロントマスクが変更されたほか、ボディワークにも見直しが加えられています。
意図的に大型化されたフロントフェアリングや、形状が再構築されたフューエルタンクは、ライダーが膝でホールドしやすい自然な接触面を生み出し、コーナリング時の安定感を高めています。これらの改良により、車両重量は2kgの軽量化も達成されました。

心臓部には、排気量799ccの水冷4ストロークDOHC並列2気筒エンジンが搭載されます。このエンジンは最高出力77kw(105PS)を9500rpmで、最大トルク87Nmを8000rpmで発生させます。75度のクランクピンオフセットがもたらす力強いトルクが特徴です。
フレームには従来通りクロームモリブデン鋼管が採用され、エンジンを剛性メンバーとして活用することで、スポーティな走行性能と優れたライダーフィードバックを実現しています。スリムなフレームと比較的長いホイールベースの組み合わせは、俊敏なステアリング反応と高い直進・コーナリング安定性を両立させています。
特に注目すべきは、全く新しい設計となった鋳造アルミニウム製のサブフレームです。エアボックスとサイドエアインテークを一体成形することで、組み立ての簡素化に加え、全体の剛性と耐久性を向上させました。
また、エアボックスがサブフレーム内に収まる効率的なパッケージングは低重心化に貢献し、アグレッシブなデザインのエアインテークがエンジンへのエアフローを改善しています。
足回りには、長年のレース経験から生まれた自社開発の最新ブレーキシステム「WP BRAKING SYSTEM」が初搭載されました。フロントに300mmのフローティングディスク2枚とラジアルマウント4ピストンキャリパー、リアには240mmディスクと1ピストンキャリパーが装備されます。このシステムは、少ないレバー入力で高い制動力を発揮しつつ、初期の急な効きを抑えたリニアなブレーキレスポンスを提供します。
サスペンションも大幅に進化しています。フロントには5段階の減衰調整が可能なWP APEX 43mmオープンカートリッジ倒立フォークを、リアには5段階のリバウンド調整と手動プリロード調整が可能な高品質なガスアシスト式WP APEXモノチューブショックアブソーバーを採用。従来モデルと比較してショックのストロークを5mm、ホイールのストロークを20mm増加させることで、路面追従性と乗り心地が改善されています。
各種設定は5インチTFTディスプレイに集約されており、ライダーはストリート、スポーツ、レイン、カスタムといったライディングモードや、コーナリングABS、コーナリングトランクションコントロールなどを直感的に操作できます。
オプションでアンチウィリーコントロールやローンチコントロールといった機能の追加も可能です。
発売は2026年6月を予定しており、価格(消費税込)は119万8000円です。カラーバリエーションとしてオレンジとブラックの2色が用意されます。
俊敏なハンドリングをさらに磨き上げ、デザイン、エルゴノミクス、そして電子制御に至るまで全面的にアップグレードされた新型790 DUKEは、ライダーとの一体感を高め、自信に満ちたライディング体験を提供します。ミドルクラスのネイキッドカテゴリーにおいて、その存在感を改めて示す一台となるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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