トヨタ新型「GR86」26年夏発売へ!新色グレー&3眼アイサイト搭載に期待! 新たな騒音規制へ対応も!? 進化した「スポーツカー」の姿とは!
トヨタ「GR86」の改良モデルが2026年夏に発売される見込みです。走行性能や安全機能の進化が行われるほか、新たに実施される騒音規制への対応も盛り込まれる可能性があるようです。
新型「GR86」26年夏発売へ!
トヨタは2026年5月30日、アメリカのカリフォルニア州で開催されたカーカルチャーイベントの「FuelFest(フューエルフェスト)」において、2027年モデルの「GR86」を披露しました。
米国トヨタの発表によると、現地仕様の2027年モデルでは、ソリッドグレーの新色「サンダー(Thunder)」の採用をはじめ、「Premium(プレミアム)」グレードに新内装色の「コクピット・レッド(Cockpit Red)」を追加。
さらに、2.4リッター水平対向エンジンは、アクセル操作に対してより遅れなく、なめらかにパワーが出るよう特性が変更されたほか、MT車についてはシフトインターロックの面取りを拡大し、特に5速から4速へシフトダウンするときのギアチェンジがスムーズになりました。
シャシは、従来どおり、軽量で頑丈な構造を維持しつつ、新設定のオプションに含まれる高性能なザックス製ダンパーが、路面に吸い付く走りと快適な乗り心地を両立します。
先進安全装備では、運転支援システム「アイサイト」に単眼カメラが追加されて3眼式になり、交差点での検知能力が向上。さらに、クルーズコントロール使用時における先行車の検知能力を高めるため、ステレオカメラの認識範囲を約2倍に拡大しています。

GR86の兄弟車であるスバル「BRZ」の新型(アプライドF型)は、2026年5月末から日本国内での先行予約を開始しています。そうなるとGR86の日本仕様の状況も気になるところです。
関東地方にあるトヨタ販売店で話を聞いてみると、2026年6月末現在、GR86の先行予約はまだ開始されてないとのことでした。
先行予約のスタートはBRZよりも後になるようで、販売店スタッフは「発表や発売は、夏真っ盛りの時期になる見込みです」と話します。
注目される日本仕様ですが、こちらもアイサイトの3眼化が盛り込まれるのは間違いありません。米国仕様と同様に、新型ステレオカメラと広角単眼カメラを組み合わせることで、交差点などにおける車両や歩行者といった「移動物」の検知能力が大幅に向上する予定です。
この新型ステレオカメラは、従来に比べて画角が約2倍まで拡大されるのが特徴。そこに広角単眼カメラが加わることで、さらなる認識範囲の拡大が図られる見通しです。
米国仕様で用意された新しいボディカラー「サンダー」は、光の加減によって表情を変えるソリッドカラーです。これに伴い、日本仕様の2027年モデルにも、名称こそ不明なものの新色のソリッドグレーが追加される可能性が注目されています。もし追加となれば、現在のカラーラインナップにどのような変化があるのかもファンの関心を集めそうです。
さらに、上級グレード「RZ」のインテリア(スイッチ類)や、シートカラーのコーディネートにも一部変更が入るものとみられます。
一方で、米国仕様でトピックスとなったアクセルレスポンスやシフトフィールの向上といった走りの進化が、そのまま日本仕様にも盛り込まれるかどうかは、現時点ではわかっていません。
そのほか、GR86に限りませんが、とくにスポーツカーが直面している騒音規制に対応する必要があると予想できます。
具体的には、2026年7月から開始される「新車外騒音規制(加速走行騒音規制)」への対応で、これまでで最も厳しい加速騒音規制とされる「UN-R51-03(フェーズ3)」に向けたもの。今回の年次改良でこの規制をクリアするための対策が盛り込まれるかもしれません。
加えて、2026年7月から自動ブレーキの基準強化となる「UN R152-02」への対応も義務化され、法規に適合されるアップデートも行われる可能性もありそうです。
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厳しい規制をクリアしながら、走りと安全性をさらに磨き上げるGR86。日本仕様の正式発表となる「今夏」に向けて、今後の動向から目が離せません。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。



























