トヨタ「ライズ」がスゴい! 独自の“100%電動ハイブリッド”で驚異のリッター28kmを実現! 180万円から買える「最強コンパクトSUV」の全貌とは
発売から6年半が経過した今も売れ続けるトヨタ「ライズ」。180万円台からの手頃な価格やリッター28kmのハイブリッドを搭載する「最強コンパクトSUV」とは、どのようなモデルなのでしょうか。
「ライズ」のスゴさとは?
トヨタ「ライズ」は、ダイハツが開発・生産し、トヨタが販売するコンパクトSUVです。ダイハツ「ロッキー」とは兄弟車の関係にあります。
日本自動車販売協会連合会によると、2025年度(2025年4月~2026年3月)の乗用車登録台数ランキングで、ライズは10万7275台を記録して3位にランクインしました。
この台数増加は、出荷停止の解除にともない、それまで溜まっていたバックオーダー(納車待ち)が一気に解消されたことが主な要因です。
2019年11月に発売され、6年半以上が経過した今もなお売れ続けているライズですが、一体どのような特徴があるのでしょうか。
その人気の秘密は、基本性能の高さにあります。ライズは、プラットフォームを含めてクルマ作りを一新した「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」の第2弾として登場しました。
“アクティブ・ユースフル・コンパクト”を掲げるだけあって、後席の足元空間はひとクラス上のBセグメント級SUVと同等で、比較車種によっては上回るほどの広さ感があり、SUVだけあって頭上まわりにも余裕があります。
タンデムディスタンス(前後席間距離)は900mmとなっており、これはひとつ級上のBセグSUVである「ヤリスクロス」と同値です。

ラゲッジスペースの広さもライズの特徴のひとつ。通常時369リットル(デッキボード下も含めると449リットル)という、上位クラスのBセグメントSUVにも匹敵する荷室容量を誇ります。
広さや深さを活かした設計が大きな美点で、観葉植物などの高さのある荷物のほか、床下に洗車用品やアウトドアグッズなどを数多く収納することが可能です。
ポケッテリアも充実していて、センターコンソールボックスやフロントコンソールサイドポケット、助手席シートアンダートレーなどを用意。身のまわりの小物をストレスなく収納できます。
Bセグメント上位モデル並みのユーティリティ性を備えながらボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmとコンパクトな5ナンバーサイズかつ、最小回転半径は4.9m~5.0mと取り回しやすいサイズを実現。運転席(前席)の着座高を665mmと高めに設定することで、SUVらしい見晴らしの良さも魅力です。
現在のパワートレインは、街乗りからレジャーまで軽快にこなす2種類が用意されています。
注目は、2021年11月に追加された「e-SMART HYBRID(2WDのみ)」です。これは、発電専用の1.2リッター直列3気筒エンジンで電気を作り、モーターで100%電動駆動するダイハツのシリーズハイブリッドシステム。
開発にはトヨタが長年培ってきた電動化の知見や生産技術も一部活用されており、WLTCモード燃費は28.0km/Lという優れた低燃費を実現しています。
一方、ガソリン車は駆動方式によってエンジンが異なります。2WD(FF)には軽快で扱いやすい1.2リッター直列3気筒NAガソリンエンジン(燃費20.7km/L)を採用。
4WDには、デビュー時から定評のある1リッターガソリンターボエンジン(燃費17.4km/L)とダイハツ製の「D-CVT」が組み合わされ、1.5リッターの自然吸気エンジンに匹敵する力強いトルク(140Nm)を発揮します。
なお、初期モデルに設定されていた2WDの1リッターターボエンジンは、2021年の一部改良時に現在の1.2リッターNAエンジンへ移行しました。
直近では、2024年11月に一部改良を受け、法規対応としてリアソナーが2個追加され、バックソナーの表示仕様などが変更されたほか、「T-Connectナビ」の9インチモデルが再設定されています。
ライズの価格(消費税込)は、180万700円から244万2000円です。
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扱いやすいサイズ感、広大なラゲッジスペース、そしてリッター28kmを誇る電動ハイブリッド。これだけの魅力が凝縮されたライズが180万円台から手に入るとあれば、まさに全方位に隙がない「最強のコンパクトSUV」といえるでしょう。
長きにわたりヒットを続ける実力派モデルだけに、今後の動向も含めてまだまだ目が離せない存在です。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。









































