新型「“四駆”ステーションワゴンSUV」初公開! 超ワイドな“専用デザイン”&シリーズ初のパワトレ採用で「360馬力超え」! 「V6」エンジンもあるアウディ新型「A6オールロード」独国仕様とは
アウディは2026年6月16日(現地時間)、第5世代となる新型「A6オールロード」をドイツで初公開しました。ステーションワゴンをベースにSUV的な悪路走破性を加えたクロスオーバーは、どのようなモデルなのでしょうか。
27年の歴史で“最もワイド”な最強ワゴンへ進化
アウディは2026年6月16日(現地時間)、新型「A6オールロード(A6 allroad )」をドイツで初公開しました。
第5世代となる新型は、シリーズ初のプラグインハイブリッド(PHEV)を設定するとともに、ステーションワゴンの「A6アバント」比で111mm、先代比で84mmワイド化したボディを採用した万能クロスオーバーワゴンです。
A6オールロードは、長距離ツアラーとしての快適性と、SUVに迫る走破性を兼ね備えた独自のポジションを築いてきたモデルです。アウディはこのクルマを、日常での快適性と悪路でのオフロード性能を両立するアイコンと位置づけています。
外観では、最大21インチのアルミホイールやオールロード専用のデザイン要素を採用し、力強い存在感を高めています。
ボディサイズは全長5016mm×全幅1986mm×全高1479-1508mm、ホイールベースは2930mmです。
前後のアンダーボディプロテクションや専用バンパー、サイドスカート、張り出したフェンダーがオールロードらしさを演出。オプションのデジタルマトリクスLEDヘッドライトは、8種類のデイタイムランニングライトシグネチャーを選べます。
全車に専用開発のアダプティブエアサスペンションを標準装備し、A6アバントより34mm高い車高を確保します。車高調整幅は55mmで、A6アバントより25mm広い設定です。
全パワートレインが電動化され、駆動方式はquattro(クワトロ)四輪駆動を標準装備します。
シリーズ初のPHEV「A6オールロードe-hybrid(イーハイブリッド)」は、185kW(252ps)の2リッター直列4気筒ターボエンジンに最高105kW(143ps)の電気モーターを組み合わせ、システムトータルで最高出力270kW(367ps)・最大トルク500Nmを発生します。

駆動用バッテリーは総容量25.9kWh(実容量20.7kWh)で、WLTPモードのEV航続距離は最大95km。最大11kWのAC充電に対応し、満充電は約2時間半。EV/ハイブリッドの両モードを備え、回生はパドルで調整できます。
一方、「A6オールロード3.0 V6 TDI」の3リッターV型6気筒ディーゼルターボエンジンは、マイルドハイブリッド「MHEV plus」技術を採用し、220kW(299ps)・580Nmを発揮します。ベルトオルタネータースターター、パワートレインジェネレーター、電動コンプレッサーを組み合わせ、応答性を高めています。
パワートレインジェネレーターは最大18kW(24ps)を加勢し、回生時に最大25kW(34ps)を回収。3.0 V6 TDIは「A6アバント」より400kg多い2500kgの牽引が可能です。
オールロード専用の「オフロード」「オフロード+」モードでは車高がさらに15mm上がり、悪路での走破性を高めます。リフト機能では、35km/hまでの速度域で車高を20mm上げることもできます。
オフロード+モードでは、トラクションコントロールや電子制御デフロックが悪路向けに制御され、砂利や砂、雪上での駆動力を高めます。オフロード系モードで85km/hを超えると通常車高に戻り、通常車高で120km/h以上になると空気抵抗低減のため車高を下げます。
足回りには全輪操舵も組み合わされ、PHEVには標準、3.0 V6 TDIにはオプションで設定。約60km/hまでは後輪を前輪と最大5度逆向きに操舵します。
これにより最小回転半径を最大1m縮め、市街地での扱いやすさを向上。中高速域では後輪を前輪と同じ向きに最大2度操舵し、安定性と操舵精度を高めます。
インテリアは最新A6譲りのデジタル空間で、曲面のMMIパノラマディスプレイを中核に据えます。11.9インチのバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチで構成し、オプションで10.9インチの助手席ディスプレイも選べます。
また、音声アシスタント「Audi assistant」には生成AI「チャットGPT」を統合し、クルマに関する詳細な質問にも対応します。後席は40:20:40の分割可倒式です。
ラゲッジ容量は3.0 V6 TDIで466〜1497リットル、e-hybridで404〜1423リットルを確保。調光式パノラマガラスルーフや調整式リアシート、オプションのルーフバスケットも用意。電動テールゲートは足の動きでも開閉できます。
新型A6オールロードはすでに受注を開始しています。価格は3.0 V6 TDIが7万7250ユーロ(約1429万円 2026年中旬時点、以下同)から、e-hybridが8万250ユーロ(約1485万円)からです。
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初代登場から27年。新型A6オールロードクワトロは、シリーズ初のPHEVやA6アバント比111mmワイド化したボディ、MHEV plusを採用したV6ディーゼルを得て登場しました。日常の快適性とオフロード性能を両立する万能ワゴンとして展開されます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

























































