木曽川に「新しい橋」まもなく完成! 豪雨で「5年間通行止め」になったきり 川の“中洲”地域の不便が解消へ 岐阜県道180号線「川島大橋」26年度内に開通めど
国土交通省 岐阜国道事務所は、県道180号 松原芋島線において通行止めとなっている「川島大橋」が2026年度内に復旧すると発表しました。
5年前の豪雨から続く通行止めが解消へ
国土交通省 岐阜国道事務所は2026年6月12日、県道180号 松原芋島線において通行止めとなっている「川島大橋」が2026年度内に復旧すると発表しました。
開通したらどう便利になるのでしょうか。
県道180号 松原芋島線は、岐阜県各務原(かかみがはら)市の南西部、南派川と木曽川に囲まれた河田橋北から、岐阜市の東海北陸道「岐阜各務原IC」北西にある芋島3丁目交差点までを結ぶ国道です。
木曽川で分断された愛知県一宮市と各務原市を結ぶルートのひとつになっています。このうち川島大橋は、木曽川に架かる343mの橋です。1962年に竣工しました。

2021年5月、発達した梅雨前線の低気圧が中部や西日本にかかり、記録的な豪雨に見舞われました。愛知県や岐阜県でも非常に激しい雨が降り、河川が増水。
木曽川に架かる川島大橋では、川の増水によって流量が増え、橋脚を支える川底が削り取られ、橋脚が破損。一部の橋脚が傾き、橋本体も変形が発生しました。
その後、5月28日には安全に通行できないとして全面通行止めとなっていますが、ちょうど木曽川と南派川、新境川に囲まれた中洲にある川島地区にとっては、中洲の両端にしか橋がなく、大幅な迂回が必要で、非常に不便を強いられています。
実際、東海環状道の川島PA周辺から川島地区の中心にある各務原市立川島小学校・川島中学校に行く通学路では、川島大橋経由では約1kmだった道のりが、西側の「平成川島橋」経由の約4kmとなっています。
こうした実情や岐阜県からの要請を踏まえ、国土交通省は岐阜県管理の川島大橋の権限を代行し、災害復旧工事を行うことになりました。
2022年8月には歩行者用の仮橋が開通。迂回は約1.2kmに短縮されています。
川島大橋についても、まずは被害を受けた旧橋の撤去をスタートし、2024年4月に撤去が完了しています。そして新橋を架けるための工事をスタートし、2026年4月には橋が架かりました。
このときの見学会では、地域住民など1000名が来場し、「工事の早さに驚いた。事故なく完成して欲しい」「完成を楽しみにしています」「大変だと思いますが、早期に安全に完成をお願いします」など、工事のスムーズな進捗と、復旧開通に期待する声が多数寄せられたといいます。
現在は、すでに橋の形が完成しており、床版や取付道路の工事を行っているところで、クルマが通れる最終の仕上げ段階まで来ています。
今回、2026年度内(2027年3月まで)に完成する見込みが明らかになり、5年以上にも及ぶ迂回が解消することとなります。
同事務所は「引き続き、安全に配慮しながら進めてまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします」としています。
Writer: くるまのニュース編集部
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