運転中に「ウトウト…」 眠くなる理由は「エアコン設定」かも! 原因は“睡眠不足”じゃない!? 知らないと危険な「エアコンの正しい使い分け」テクニックを解説
クルマを運転している最中に突然襲ってくる強い眠気。実は車内で発生する眠気の大きな原因が「エアコンの設定」にあるとも言われています。
眠くなる理由は「エアコン設定」かも!
長距離のドライブや日々の通勤など、クルマを運転している最中に突然強い眠気に襲われる――。
そんな経験は、多くのドライバーにあるのではないでしょうか。
前日の夜にしっかりと睡眠時間を確保し、体調も万全なはずなのに、ハンドルを握っているとなぜかあくびが止まらなくなり、頭がぼんやりしてくる理由。
単調な景色が続くことによる脳の疲労や、食後の満腹感なども当然影響しますが、実は車内で発生する眠気の大きな原因が「エアコンの設定」にあるとも言われています。
クルマの車内は、ドアや窓を閉め切ることで非常に気密性の高い密室空間となります。
この密室の中で、エアコンの空調設定を「内気循環」にしたまま長時間走行を続けると、乗員が呼吸を繰り返すことによって、車内の二酸化炭素濃度が徐々に上昇していくというのです。
人間は二酸化炭素の濃度が高くなった環境に長く留まると、脳へ送られる酸素の量が不足し、集中力の低下や疲労感、そして強い眠気を感じるようになります。

つまり、快適な温度を保つためにエアコンを内気循環に固定していることが、結果的に自分自身を眠りに誘う環境を作り出してしまうのです。
とくに、複数人が乗車しているミニバンやコンパクトカーなどでは、車内の空気が入れ替わらない状態だと、わずか数十分で二酸化炭素濃度が低下して眠気を誘発するレベルに達することも。
こうしたエアコンの使い方が原因で生じる眠気を防ぐための対策方法は、非常にシンプルです。
基本的には、エアコンの設定を「外気導入」にして走行することを心がけるだけで、車外の新鮮な空気が常に取り込まれ、二酸化炭素濃度の上昇を防ぐことができます。
排気ガスが充満しやすいトンネルの中や、トラックの後ろを走る渋滞時など、一時的に外の空気が汚れている場面では内気循環にするのが適切ですが、そこを抜けたら忘れずに外気導入へ戻す習慣をつけてみましょう。
また、より素早く車内の空気をリフレッシュしたい場合は、定期的に対角線上にある窓を数センチほど開けて、物理的に風の通り道を作ってあげる換気方法も非常に効果的。
その一方で、換気を十分に行っても眠気が収まらない場合は、脳そのものが疲労しているサインです。
こうなってしまったら、どれだけ外気を取り入れても眠気を根本から覚ますことは難しいため、無理をして運転を続けるのは非常に危険。
そのような時は、安全なパーキングエリアやコンビニの駐車場などにクルマを止め、シートを倒して15分程度の短い仮眠をとるのが最も確実な対策となります。
また、仮眠をとる前にコーヒーなどでカフェインを摂取しておくと、目覚める頃に効果が現れ、よりスッキリと運転を再開することができます。
※ ※ ※
運転中の眠気は、一歩間違えれば重大な事故に直結する非常に恐ろしいものです。
安全に目的地へ到着するためにも、エアコンのボタンひとつで改善できる車内の空気環境に気を配り、眠気を感じたら決して我慢せずに適切な休息をとることを意識してみてください。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。




















