ヤマハ「“新”スーパースポーツ」発売! 歴代“R”最軽量のフレーム&最も空気抵抗が少ないフルカウルモデル! 攻めたカラーも登場した「YZF-R9」2027年モデル北米市場に登場
ヤマハの米国法人は、2027年モデルとなる新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」を2026年6月に発表しました。
幅広いシーンで楽しめる大型スーパースポーツ
ヤマハの米国法人は、2027年モデルとなる新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」を2026年6月に発表しました。
このモデルは、トルクフルな3気筒エンジンに、最新の電子制御技術と新設計の車体を組み合わせた一台です。
心臓部には、排気量888ccの水冷DOHC直列3気筒の「CP3」エンジンが搭載されます。このユニットは、軽量かつスリム、コンパクトな設計でありながら、素早い燃焼によって高いトルクを発生させ、優れた燃費性能も両立しています。
また、サウンドデザインにもこだわり、吸排気音のチューニングによって、低回転から高回転までエンジンのキャラクターを存分に感じられる官能的なサウンドを奏でます。
車体には、アルミ製デルタボックスフレームが採用されています。このフレームは、ベースモデルである2024年型「MT-09」から剛性バランスを調整することで、しなやかさと高い安定性を両立させています。
単体重量は約9.7kgと、ヤマハのスーパースポーツモデル(YZF-R1やYZF-R6)の歴史において最軽量を達成しました。リアフレームとリアアームにはMT-09のものが使用され、扱いやすいハンドリング性能に貢献しています。

ライディングポジションは、サーキットからストリートまで幅広いシーンに対応できるよう、YZF-R7とYZF-R6の中間的な設定とされています。
フロントカウルに装備されたウイングレットは、高速域での安定性向上に貢献します。空力性能の指標となるCd・A値は、ヤマハのスーパースポーツモデルで最も空気抵抗が少ないとされたYZF-R6を超える優れた数値を記録しました。
足回りには、前後ともに専用セッティングが施されたKYB製サスペンションが装備されます。フロントには新SDF構造を、リアには二輪車で世界初となる微低速バルブを備え、滑らかで安定したストロークと優れた接地感をもたらします。
ブレーキシステムは、フロントにブレンボ製のモノブロックキャリパー「Stylema」とΦ320mmの大径ディスクを組み合わせることで、強力で安定した制動力を確保しています。タイヤには、専用開発されたブリヂストン製「BATTLAX RACING STREET RS11」が装着されます。
ライダーをサポートする電子制御システムも最新のものが搭載されています。高機能な6軸「IMU」(Inertial Measurement Unit)が車体の姿勢を正確に検知し、その情報に基づいてバンク角を反映したトラクションコントロールシステムやスライドコントロールシステム(SCS)、リフトコントロールシステム(LIF)などが作動します。これらの介入レベルは、ライディングモード「YRC」(Yamaha Ride Control)で一括、もしくは個別に調整することが可能です。
インストルメントパネルには、視認性の高い5インチのフルカラーTFTディスプレイが備わります。速度やタコメーターといった基本情報はもちろん、ライダーの好みに合わせて4種類の表示テーマから選択できます。
スマートフォンとの連携を可能にする「Y-Connect」機能にも対応しており、着信通知の表示や、専用アプリ「Garmin StreetCross」を利用したナビゲーション画面をメーターに映し出すこともできます。
この他にも、シフトアップとダウンの両方に対応するクイックシフターやクルーズコントロールシステム、USB Type-C充電ソケット、任意の速度に制限できるYVSL(Yamaha variable speed limiter)など、快適性や利便性を向上させる機能が豊富に採用されています。
2027年モデルのカラーリングはブラック基調の「レイブン」、ヤマハを象徴する「チームヤマハブルー」、攻めた色合いの「マットファントムブルー/フルオレッド」の3色が用意されており、米国での価格は1万2499ドル(日本円で約200万円/2026年6月上旬のレート)です。
Writer: くるまのニュース編集部
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