トヨタ新型「“6人乗り”高級ミニバン」発売! 本杢ステアリング&専用19インチアルミ採用! 快適性を身近にした「アルファード Z PHEV」とは
トヨタを代表する高級ミニバン「アルファード」が一部改良を受け、2026年6月3日に発売されました。今回の改良ではPHEVやHEVのラインナップに新たな選択肢が追加されましたが、そのうちの1つ「Z(PHEV)」グレードはどのような仕様なのでしょうか。
トヨタ「アルファード」に追加されたZ PHEVとは
トヨタを代表する高級ミニバンとして、多くのユーザーから高い支持を獲得しているモデルが「アルファード」です。2026年6月3日に一部改良が実施され、商品力の強化とともに新たなグレードを設定し発売となりました。
今回の改良にともない、PHEVモデルのラインナップに新グレード「Z(PHEV)」が追加設定されましたが、一体どのような仕様なのでしょうか。
アルファードは2002年に初代モデルが登場して以来、トヨタを代表する高級ミニバンとして進化を続けてきた歴史を持ちます。
広大な室内空間と上質な乗り心地を両立し、ファミリーユースだけでなく、送迎運転手が運転して後部座席にオーナーなどが乗車するショーファードリブン需要にも対応するモデルとして高い支持を獲得してきました。
現在発売されている最新のモデルは2023年6月に登場した4代目で、性能を世界基準に昇華させることを開発テーマに定め、TNGAプラットフォーム(GA-K)をミニバン用に最適化して刷新されました。
現行モデルは、一般的な機械式駐車場の制限サイズに収まるボディサイズを維持しながら、限られたスペースを極限まで使い切る工夫でゆとりの室内空間を確保。
ボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm、ホイールベースは3000mmです。
エクステリアは、力強さをテーマに全体的なカタマリ感を意識し、あたかも闘牛が躍動しているかのようなモチーフのデザインを採用。フロント部には突進するような力強さを生み出す形状とし、ボディサイドはダイナミックな凹凸が持たされました。
インテリアは、天井中央に各種スイッチ類やエアコン吹き出し口などの機能を集約したスーパーロングオーバーヘッドコンソールを開発。
さらに、スライドドア部にはドアの開閉に連動して地上から約220mmの位置に現れるユニバーサルステップを右側にも採用したほか、左右独立タイプのムーンルーフシェードや下降した後席用パワーサイドサンシェードなども用意され、おもてなしの思想に基づいた装備類が盛り込まれました。
パワートレインには、2.5リッター直列4気筒エンジンを搭載したハイブリッドシステム(HEV)と、2.5リッターガソリンエンジンを設定し、駆動方式は2WDと4WD(HEVはE-Four)が用意されました。
安全面では、最新の予防安全パッケージであるトヨタセーフティセンスが搭載されています。
その後、2024年12月にはプラグインハイブリッドシステム搭載車(PHEV)が新たに発表され、2025年1月31日に最上位グレードの「Executive Lounge PHEV」が発売されました。
EV主体の静粛性の高い走りと、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載した低重心による快適な乗り心地を特徴としています。
そして今回、2026年6月3日に実施された一部改良によって、商品力のさらなる強化とグレード展開の拡充が図られました。
改良内容としては、周波数感応型ショックアブソーバーを全グレードに標準設定して乗り心地を向上させたほか、新ボディカラーとして「ニュートラルブラック」が全グレードに設定されました。

さらに、充実した装備を備えた「G」グレード(HEVモデル)が新設定されたほか、これまでの Executive Lounge にしか用意されていなかったPHEVモデルに、より身近なPHEVモデルのミドルグレードとして「Z」グレード(PHEV)が追加されました。
今回追加されたZ(PHEV)は、洗練と機能性を両立した注目の仕様です。
エクステリアには、3眼LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム/オートレベリング機能付)やLEDクリアランスランプ(デイタイムランニングランプ機能付)、LEDシーケンシャルターンランプなどを標準装備。
足元には、シルバースパッタリング塗装が施された225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイールが専用装備され、品格を際立たせるダイナミックなスタイルを演出しています。
インテリアにおける特徴は、DARK BROWN(木目調)+ブロンズスパッタリングの加飾が施されたインパネや、本革巻き3本スポークステアリングホイール(本杢)です。ルーフヘッドライニングにはウルトラスエードが貼られ、上質で特別感のある室内空間が構築されています。
シート表皮には合成皮革が採用され、セカンドシートにはパワーリクライニングやパワーオットマン、大型アームレスト、折りたたみ式サイドテーブルに加え、快適温熱シート+ベンチレーションシートを備えたエグゼクティブパワーシートが標準設定されました。
14インチHDディスプレイオーディオPlus+10スピーカーや左右独立ムーンルーフ、おくだけ充電、スムーズストップ+ブレーキ車両姿勢制御(ピッチ制御)が搭載されています。
さらにPHEVならではの機能として、普通充電と急速充電(外部給電機能[V2H]付)に対応した充電インレットを装備。最大1500W(AC100V)の外部給電機能も標準装備されています。
パワートレインは、2.5リッターエンジンに高出力な駆動用モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載し、駆動方式はE-Four(電気式4WD)、乗車定員は6名です。
バッテリーに充電した電力だけで走行できるEV走行距離は73kmを達成しており、日常移動の多くをEVとしてこなせるほか、WLTCモード燃料消費率は16.8km/Lとなっています。
安全面でも、歩行者や自転車などを検知する衝突回避支援タイプのプリクラッシュセーフティをはじめとした、先進の予防安全機能が網羅されています。
Z(PHEV)の価格(消費税込)は764万9400円です。
Executive Lounge PHEVの1069万9700円と比較すると、300万円程抑えられた価格設定となっており、充実した先進快適装備とPHEVならではの優れた環境性能・走りの魅力をバランスよく手に入れられる新グレードとして、まさに新たな価値を備えた1台と言えます。
Writer: くるまのニュース編集部
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