国道166号に「めちゃ広いバイパス」開通! 強烈ボトルネックな“すれ違い困難”箇所を「3倍の広さ」で通れるように “松阪の背骨”新ルート「七日市」工区が7月17日に開通
三重県松阪市で整備が進められていた国道166号バイパス「七日市工区」が、2026年7月17日に供用を開始しました。
すれ違い困難な狭隘区間を解消へ
三重県 松阪建設事務所は2026年6月23日、松阪市飯高町で整備を進めていた国道166号のバイパス区間「七日市工区」(延長1.0km)の開通を発表しました。同区間は7月17日11時に供用を開始しています。
開通してどう便利になったのでしょうか。
国道166号は、大阪府羽曳野市を起点に、奈良県大和高田市や橿原市などを経由して、三重県松阪市に至る総延長約130kmにおよぶ一般国道です。
紀伊半島を横断するようなルートは「和歌山街道」や「伊勢本街道」などをベースに整備されたもので、周辺の集落をつなぐ重要な役割を果たしてきました。
なかでも生駒山地を越えるルートは、飛鳥時代に整備された「竹内街道」を踏襲していることから、「日本最古の国道」とされています。

今回開通が発表されたバイパス「七日市工区」は、三重県松阪市の旧・飯高町地区にある七日市〜富永間に敷設された延長1.0kmの区間です。
これまでは1車線・幅4.0mというかなりの狭隘区間で、狭い道路ゆえに車両のすれ違いが難しく、地域の交通ネットワークのボトルネックとなっていました。
敷設されたバイパスは、かつての3倍の広さとなる全幅12.5mの2車線(片側1車線)道路となり、両サイドに幅2.5mの歩道も設置されました。
独立した車線を設けることで交通の円滑化を図り、災害に強く、安全に利用できる広域道路ネットワークの強化を図り、松阪市の「背骨」となる道路としての活躍に期待が寄せられています。
なお、同区間は第2次緊急輸送道路に指定されており、自然災害などの緊急時に物資や人員を輸送する重要なルートとして機能強化の狙いもあります。
平時であっても松阪市中心部にある医療機関への搬送時間の短縮、傷病者の負担軽減など、周辺地域で暮らす人々の安心と安全に寄与するでしょう。
また、トラックや観光バスといった大型車がスムーズに通行できるようになることで、物流や観光・レジャーなどの交通を支えて、旧・飯高町エリアの観光産業の活性化につながるという期待もあります。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。






