トヨタ「ハイラックス」生誕50周年 タフさと快適性を磨き続けた半世紀の軌跡を振り返る

派生モデルとしてトヨタ初のSUVも発売された4代目

 1983年11月に発売した4代目では、2WDモデルの内外デザインを一新した『コンフォタブル』シリーズと、3代目の継続生産である『ポピュラー』シリーズ、新ボディの4WDモデルがラインナップされました。

1983年登場の4代目「ハイラックス」

 2WDモデルには1.6/1.8リッターのガソリンエンジンと、2.2/2.4リッターのディーゼルエンジン、そして4WDモデルには2リッターガソリンエンジンと2.4リッターディーゼルエンジンが採用されました。
 
 4WDモデルは「シングルキャブ」と「ダブルキャブ」の2バリエーションがあり、モデル数は従来の17種から20種に増加。1984年5月には、4WDモデルをベースにステーションワゴン化した、トヨタ初のSUV『ハイラックスサーフ』(海外向けは4ランナー)も発売されています。

強力、強靱、快適の3要素を基本コンセプトにした5代目の登場

 1988年9月に発売された5代目では、「強力、強靱、快適」の3要素を基本コンセプトとし、「休暇・楽しみのための自動車」RV(レクリエーショナル・ビークル)としての機能も高めるため、さらなる装備の充実が図られました。

乗り心地と安定性を向上した5代目「ハイラックス」

 エンジンは2WDモデルに1.8リッターガソリン/2.4リッターディーゼル、4WDモデルに2リッターガソリン/2.8リッターディーゼルの4種類を用意。2WDモデルのAT装着車を拡大するとともに、4WDモデルのショートボディ車に高級仕様の『SSRパッケージ』を新設定するなど、顧客ニーズの多様化に応えています。

 また、1991年8月のマイナーチェンジでは「ダブルキャブ」4WDモデルのフロントサスペンションをダブルウィッシュボーン/トーションバースプリングの独立式に変更することで、乗り心地と安定性が向上されています。

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