「ホテルニューアワジ」もぐんと近くに! 淡路島の“ド真ん中”にバイパス開通へ! “川沿い市街地”を回避する新ルート誕生 国道28号「洲本バイパス」28年夏に開通見込み
兵庫県で工事が進められている国道28号「洲本バイパス」が、2028年(令和10年)の夏ごろを目処に全線開通する見込みとなりました。
難航していた工事に目処
国土交通省 近畿地方整備局 兵庫国道事務所は2026年4月23日、兵庫県洲本市(淡路島)で工事を進めている国道28号「洲本バイパス」が、2028年夏を目処に全線開通する見通しを発表しました。
開通したらどう便利になるのでしょうか。
国道28号は、神戸市中央区と徳島県徳島市を結ぶ、総延長約200kmの一般国道です。
かつては世界最長の吊り橋であった本州と淡路島の間に架けられた明石海峡大橋、「うず潮」で知られる淡路島と四国の間にある鳴門海峡に架けられた大鳴門橋を経由し、自動車専用道である「神戸淡路鳴門自動車道」と合わせて本州と四国を結ぶ重要な幹線道路です。
このうち洲本バイパスは、淡路島の洲本市内の炬口(たけのくち)から納(おさめ)までを結ぶ国道28号のバイパス区間で、計画している延長6.0kmのうち、神戸淡路鳴門自動車道・洲本IC付近の交差点(納)から宇山(うやま)までの3.6kmが開通しています。

今回開通時期について発表があったのは、炬口から宇山にかけての未開通区間です。潮トンネル(963m)、陀仏川橋(64m)を含む延長2.4kmの敷設工事が進められており、本来であれば2025年春に全線開通を迎える予定でした。
しかし、2024年4月に貫通した潮(うしろ)トンネルの工事で遅れが生じたため、長らく開通時期については「工程精査中」として未定になっていました。
その後、2026年4月に陀仏川橋の橋台が完成して橋桁を架ける準備が進んでいることなどを踏まえて、あらためて工程を精査したところ、このまま順調に工事が推移すれば令和10年(2028年)夏に開通を迎えられる目処が立ったそうです。
洲本バイパスが全線開通を迎えれば、洲本ICから洲本港方面へのアクセスが改善。現道では洲本川に沿った区間の市街地を通過していたのが切り替わり、大浜海水浴場やホテルニューアワジなどへの往来も改善します。
また洲本ICを利用する交通と地域住民の生活交通が分離され、周辺道路の混雑の緩和に効果をもたらすと期待されています。
交通が整理されることで、物流ネットワークの効率化や交通安全性の向上といった効果にも期待が寄せられています。
また、地震や台風などの自然災害で、現道の国道28号が通行止めになったときには代替路として機能し、緊急時の避難や救援活動、物資輸送などでも活躍が見込まれています。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。













