“軽”より小さい! 新型「小さなクルマ」まもなく実車公開! 国産メーカー“自社開発”で量産スタート! 屋根も「パカッ」と開く“斬新モデル”エイム新型「EVM」とは!

総合エンジニアリング企業のエイムは「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」において、自社開発した新型の超小型電動モビリティ「AIM EVM」の実車を展示します。

“軽”より小さい! 国産メーカー“自社開発”で量産スタート

 2026年5月27日から29日までの3日間、神奈川県のパシフィコ横浜で開催される国内最大級の自動車技術専門展「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」。

 最先端のモビリティ技術が一堂に会するこのイベントにおいて、愛知県名古屋市に本社を置く総合エンジニアリング企業のエイムがブースを構え、自社開発した新型の超小型電動モビリティ「AIM EVM(以下、新型EVM)」の実車を展示します。

 これからの交通社会を変える可能性を秘めた次世代の乗り物を、間近でじっくりと確かめられる絶好の機会となりそうです。

 この実車展示に先立つ5月18日、エイムは新型EVMの量産体制への移行を正式に発表したばかり。

 その記念すべき最初の出荷ロットとして、すでに24台の車両が5月15日に沖縄県那覇市へと到着しています。

 新型EVMは2人乗りで、全長2490mm×全幅1295mm×全高1560mmと、一般的な軽乗用車よりもコンパクトなサイズを採用。

 国土交通省の基準に適合した「超小型モビリティ(認定車)」というカテゴリーに属する電気自動車です。

エイムの新型「EVM」(※画像は「ジャパンモビリティショー2025」出展モデル)
エイムの新型「EVM」(※画像は「ジャパンモビリティショー2025」出展モデル)

 通常、この区分の車両は許可された特定の狭い地域内しか走行できませんが、EVMは沖縄県内全域での認定を先駆けて取得しているため、沖縄本島から離島にいたるまで、一般のクルマと同じように自由に行き来できるのが大きな強みとなっています。

 新型EVMの根底にあるのは、地域の交通を支える最小単位のモビリティインフラという先進的な設計思想です。

 日本の道路環境にマッチした極めてコンパクトなサイズに仕上げることで、狭い路地での移動もスムーズに行うことが可能。

 さらに販売予定価格190万円と、一般的なクルマよりも購入費用や日々の維持費を大幅に抑えられるため、過疎化が進む地方での買い物や通院といった生活の足(5時間充電で120km走行可能/WLTCモード)としてはもちろん、観光地における手軽なレンタカーとしての活用など、多方面からの期待を集めています。

 また、このモデルが注目されている理由は、単に移動が便利になるという点だけではありません。

 車載バッテリーに蓄えた電気を一般家庭などへ供給できる「V2X(Vehicle to Everything)」の給電機能を標準装備しているのも大きな特徴。

 とくに最初の本格展開の舞台となった沖縄やその周辺の島々は、毎年のように大型台風の直撃を受け、長時間の停電に見舞われやすいという地域特性があります。

 そのような不測の事態において、EVMは「移動できる巨大な蓄電池」へと姿を変え、住民の生活や非常用設備を守る頼もしいライフラインとして機能するのです。

 今回のパシフィコ横浜での展示において、エイムは新型EVMをお披露目するだけでなく、「EVMの背後にあるエンジニアリング」というテーマを掲げ、その裏側を支える高度なソフトウェア技術も同時に公開。

 会場では、車両の稼働状況やバッテリーのデータをクラウドへ集約し、AIを用いて効率的な運用や異常の早期検知につなげるシステムや、住宅や各種設備とのスムーズな電力連携を可能にする独自の通信制御技術、さらには実証実験における柔軟なデータ計測環境の構築など、目に見えない部分のイノベーションが網羅的に紹介される予定です。

※ ※ ※

 自動車開発のプロフェッショナルとして培ってきた豊富なノウハウを詰め込み、いよいよ量産という実用化のフェーズへと突入した新型EVM。

 ハードウェアとしてのクルマの進化と、それを賢く運用するための最先端システムが融合した未来の移動インフラの姿を、ぜひ横浜の会場で直接体験してみてはいかがでしょうか。

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Writer: くるまのニュース編集部

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