全長6m級! トヨタ「タンドラ」に試乗! 左ハンドル&北米スペックそのままに! 最新の骨格が披露した一体感のある走りとは

トヨタは、これまで北米市場専用モデルとして展開していたフルサイズピックアップトラック「タンドラ」を、今夏より日本国内で全国販売することを明らかにしました。どのようなモデルに仕上がっているのでしょうか。自動車研究家の山本シンヤ氏が解説します。

ついに実現した「タンドラ」正規販売! なぜ北米専用車が日本のディーラーに並ぶのか

 トヨタが販売するモデルは「グローバルでフルラインナップ」のため多種多様なのは皆さんのご存じの事でしょう。

 大きく分けると「世界戦略車」と「地域専用車」に分けられますが、今回北米市場専用のフルサイズピックアップトラック「タンドラ」が、2026年夏に日本国内で全国販売されます。筆者(山本シンヤ)はそれに先駆け、日本の一般道で試乗する機会を得ました。

2026年夏に日本正式導入が決定したトヨタ「タンドラ」
2026年夏に日本正式導入が決定したトヨタ「タンドラ」

 試乗した車両は静岡県沼津市にあるアメリカで販売されるクルマの並行輸入で豊富な実績を持つ「オートビジョン2000」が所有するモノで、トヨタから長年の実績・ノウハウを買われて、正式導入に先駆けて“実証実験”を行なっている貴重な1台です。

 その前に、なぜ北米専売のタンドラを日本で正規販売することになったのでしょうか。 その背景は「トランプ問題」に端を発したアメリカ製車両の「導入促進」の一環です。

 トヨタは北米で現地生産を行なっていますが、その中から「カムリ」「ハイランダー」に加えて、タンドラに白羽の矢が立ったのです。

 とは言え、最大の壁は「法規制(認証制度)の違い」にありました。アメリカは独自の安全基準「FMVSS」を採用しているのに対し、日本はヨーロッパ主導の「UN/ECE規則(ISO規格ベース)」に準拠しています。

 そのため、北米のモデルを日本に輸入するには、日本の法規に合わせた改良が必要となります。ただ、その対応に膨大な手間とコストがかかるため、そう簡単にはいかないのが現実でした。

 しかし、今回は国交省が動き「米国製乗用車の認証制度」をうまく活用、保安基準に準じた最小限のローカライズを施すだけで、ほぼ「北米スペックそのまま」の状態で日本の正規ディーラー網を通じて販売することが可能になったのです。

 個人的には変に日本向けにアジャストされることなく、アメリカで販売されるままの空気感をそのまま味わえる。要するに本物を気軽に購入できると言う点では、非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。

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