全長6m級! トヨタ「タンドラ」に試乗! 左ハンドル&北米スペックそのままに! 最新の骨格が披露した一体感のある走りとは
トヨタは、これまで北米市場専用モデルとして展開していたフルサイズピックアップトラック「タンドラ」を、今夏より日本国内で全国販売することを明らかにしました。どのようなモデルに仕上がっているのでしょうか。自動車研究家の山本シンヤ氏が解説します。
全長約6mの圧倒的スケール! “本物”をそのまま味わえる内装とスペックの割り切り
実車を目の前にすると、怒涛の迫力に圧倒されます。ボディサイズは全長5930mm×全幅2030mm×全高1980mm、ホイールベースは3700mmと例えるならば2トンのトラック並みのサイズです。
フロントマスクは壁のようにそびえ立つ巨大なラジエーターグリルが特徴です。離れた場所から見ると意外とインパクトの中に洗練された印象も受けました。

ちなみにトヨタ自身が「日本で売られているクルマと比べて塗装クオリティを含めた品質・精度は異なります」と公言していますが、パッと見て気になる所はありませんでした。
ドアを開けると自動でステップが作動(それが無いと乗り降りは困難です)。それを使って運転席に座ります。インテリアの第一印象はとにかく「横方向に非常に長い」ということです。
運転席と助手席の間には巨大なアームレストが装着されていますが、もう一人余裕で座れるほどのスペースがあります。
シートは日本人だと大きめのサイズで日本のトヨタ車と比べると若干クッションが柔らかめな印象です。
インパネ周りはセンターにレイアウトされる大型ディスプレイが目を引きます。この辺りはトヨタ「ランドクルーザー300」やレクサス「LX」よりも洗練されている印象ですが、空調コントロールや機能系のスイッチ(4WD切り替えなど)は大きなスイッチで構成。フレームにSUV系のDNAがシッカリ受け継がれています。
装備面はスペック上ではほぼフル装備ですが、北米仕様をそのまま導入する事による「割り切り」や「注意点」も存在します。一つはインフォテイメント系で純正のナビゲーションやラジオ(周波数帯が異なる)は使えません。
ただ、スマートフォン接続で「Apple CarPlay」や「Android Auto」が使えるので問題なし。

もう一つはメーター内の表示は日本の表記(スピード:マイル→km/h、燃費:MPG→km/L)に変更可能ですが、エアコンの温度表示は華氏表示(°F)のままです。加えて各種設定は全て英語表記ですが、難しい言葉ではないので、基礎的な英語が解る人なら全く問題ないと思います。
リアシートは3700mmのホイールベースを活かし足元スペースは下手なリムジン顔負けの広さ、頭上スペースも十分確保されています。
シートバック角度は一般的なSUVと比べると若干立ち気味ですが快適性は十分。
フロントシート同様にシートヒーター/シートベンチレーションも装備されていますが、カップホルダーが6人分(センターコンソール、アームレスト、左右ドア下)なのは、なぜでしょうか。
荷台も広々スペースで、前後方向は身長170cmの筆者が寝ても余るくらいの長さがあります。ちなみにリアゲートは電動式で格納式のステップも用意されているので、容易に使えます。






















































