やはり日本の道路にはこのサイズ! 燃費も抜群な人気のコンパクト・ハイブリッドカー5選
2018年上半期、最も売れた登録車 日産「ノート」の魅力とは?
●日産「ノートe-POWER S」
エンジン:1.2リッターDOHC水冷直列3気筒(発電用)
全長×全幅×全高:4100mm×1695mm×1520mm
最小回転半径:5.2m
燃費(JC08モード):37.2km/L
燃料タンク容量:35L
駆動:FF
価格(消費税込み):190万1880円
2018年上半期の売り上げNO.1の日産「ノートe-POWER」は、エンジンで発電した電気でモーターを駆動させるという、それまでのハイブリット車とは一線を画す「充電のいらないパワートレイン」を備えた電気自動車です。
エントリーモデルとなる「e-POWER S」はアクアやフィットに比べやや割高なものの、ブレーキやエンジン出力の制御を自動的に行い、滑りやすい路面やカーブを曲がるときや障害物を回避するときにクルマの横滑りを軽減する「ビークルコントロール」など先進の技術を搭載しています。
●トヨタ「ヴィッツ・ハイブリッド F」
エンジン:1.5リッター直列4気筒
全長×全幅×全高:3945mm×1695mm×1500mm
最小回転半径:4.7m
燃費(JC08モード):34.4km/L
燃料タンク容量:36L
駆動:FF
価格(消費税込み):181万9800円
2017年1月12日のマイナーチェンジに伴いハイブリッドモデルが追加されたトヨタ「ヴィッツ」は、同規格のトヨタ車「アクア」に比べ全高が高く、広い室内空間が実現されています。
また、今回紹介したモデルの中では最小回転半径が4.7mと最も短いため小回りが利くヴィッツは、オプションで昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」を採用する「Toyota Safety Sense」を追加することも可能です。(4万3200円)。
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今回紹介した以外にも、マツダの「デミオ」では効率のいいディーゼルエンジンを搭載することで燃費26.4km/L(6MTでは30km/L)を達成するなど、ハイブリッドに負けない実力をもっています。
このことからも分かるように、コンパクトカーは「ミニバンよりも手軽なファミリーカー」という地位を獲得しています。改良を重ね、年を追うごとに性能が増すこのクラスは、今後も日本の自動車メーカーにとって重要な存在となるでしょう。
【了】