ホンダ「“新”ステップワゴン」に注目! 24年ぶり復活の「旧型ロゴ」は初代オマージュで懐かしい! 上級装備てんこ盛りでめちゃレトロな「30周年記念車」どんな人が買ってる?
ホンダ「ステップワゴン」に特別仕様車「30周年特別仕様車」が設定されました。最新情報について、販売店に聞いてみました。
小さい頃「父が乗っていたから選んだ」と言われるモデルとなったステップワゴン
2025年12月、ホンダ「ステップワゴン」が2026年5月で登場30年を迎えることから、特別仕様車「30周年特別仕様車」が発表されました。
どのようなユーザーが選んでいるのでしょうか。
1996年5月、ホンダから1台のミニバンがデビューしました。それがステップワゴンです。
「家族みんなの使い勝手を追求した、FF 1.5BOXライトミニバン」として、デビュー以来、多彩なシートアレンジによる使い勝手の良さ、クラス最大級の室内空間といった点がユーザーの支持を獲得。初代から現在の6代目まで、一貫してそのポリシーを貫いています。
6代目となる現行型のステップワゴンは、2022年5月にフルモデルチェンジ。
ホンダ史上最大の室内空間、シンプルでクリーンなデザイン、家族それぞれのライフスタイルを素敵に引き立てる存在となることを目指して開発されています。

ボディサイズは全長4830mm×全幅1750mm×全高1840mm、ホイールベースは2890mmと、かつての5ナンバー(小型車)サイズ枠を超え、全車3ナンバー(普通車)専用ボディとなりました。
パワートレインには、通常のガソリンターボエンジンに加え、力強い走りを実現する2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定。
ラインナップも、人気のエアロタイプ「SPADA(スパーダ)」はそのままに、シンプル&モダンな「AIR(エアー)」を新設。2つのバリエーションを展開しています。
2025年5月には、AIRに対し、ユーザーからの希望に応える形で、パワーテールゲートや2列目シートのオットマンなど、利便性・快適性の高い装備を追加した「AIR EX」を設定。
さらにSPADAの上級モデル「PREMIUM LINE」には、ブラックを基調とし、より質感を高めた「BLACK EDITION」を新たに設定するなど、ユーザーのさまざまなニーズに応え続けています。
今回発表された特別仕様車は、デビュー30周年を記念した「e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」および「e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」の2モデルです。
最大の特徴は、30年の歴史を感じさせる専用のディテールと、実用性を高める上級装備の追加です。
エクステリアとインテリアには、2001年まで販売された初代ステップワゴンのロゴデザインをモチーフにした「30周年専用エンブレム」や、シートに縫い付けられた「専用タグ」が採用されています。
機能面では、2列目シートヒーターに加え、駐車時や狭い道でのすれ違いを支援する「マルチビューカメラシステム」、後退時の安心感を高める「後退出庫サポート」、夜間の視認性を向上させる「アダプティブドライビングビーム」、「LEDルームランプ」といった、上級グレードに相応しい快適・安全装備が標準で装着されています。
車両本体価格(消費税込)は、e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車が409万8600円で、e:HEV SPADA 30周年特別仕様車が415万9100円という設定です。
ステップワゴン30周年を記念した今回の特別仕様車、どのようなユーザーに支持されているのか、4月下旬に首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
「『小さい頃、父親がステップワゴンに乗っていて、今度は自分が父親になったので思い切って買うことにしました』というお客様のエピソードが印象的でした。
と同時に『親父と同じステップワゴンに乗れたことが嬉しい』とおっしゃっていただけたときは、販売店のスタッフが思わずぐっとくるものがありましたね。
オーナー様のお子様が大きくなったとき、同じご経験ができるようにステップワゴンは作り続けて欲しいと思った次第です」
別のホンダディーラーではこんなエピソードも。
「結婚して子どもが産まれたときに買ったのがステップワゴンだったんです。
すでに子どもたちは独立して、妻と私だけだけど、当時が懐かしくなって、妻を説得して買いました。
孫を乗せたり、夫婦で出掛けたり。
あのときとはまた違った思い出を作っていきたいですね」
デビューから30年。
ステップワゴンの歴史が途切れなかったからこそ今回のおふたりのようなドラマが生まれたことも事実。
これからも、ステップワゴンの歴史を紡いで欲しいものです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。



































































