「すごい事故…」 首都高が「急ブレーキ“連鎖”で玉突き事故」瞬間を公開! バンはリアがベッコリ&荷物が散乱… 「1台の急停止」が招いた“渋滞末尾事故” GW期間突入で警鐘
首都高の公式SNSは、【GW期間中の注意喚起】と題し、事故の瞬間を写した1本の動画を公開しました。一体何があったのでしょうか。
1台の急ブレーキが激突を招くことに
首都高は2026年4月30日、公式SNSを更新。
【GW期間中の注意喚起】と題し、事故の瞬間を捉えた1本の動画を公開しました。一体何があったのでしょうか。
動画は首都高のトンネル内に設置されたカメラからの映像です。3車線のある明るいトンネルで、左側2車線には赤いカラー舗装が施されていることなどから、湾岸線の東行、川崎航路トンネル内の映像とわかります。撮影された日時は不明です。
川崎航路トンネルは、京浜エリアの工場地帯に向かう大型貨物車が多く、また一般車も横浜方面からの帰りのクルマも多くいます。川崎浮島JCTの手前にあることから、休日では東京湾アクアライン方面に行くクルマが詰まり、渋滞が発生することもあります。
さて、映像開始直後、すでに一番右の車線は渋滞中で、左車線と中央車線もクルマがひっきりなしに通っていきます。かなり交通量が多くなっている状況です。
右車線の黒いミニバンは、渋滞の最後尾につけると、停止寸前くらいのスピードまで穏やかに減速。しかし、ミニバンの後ろに続いていた2t級のアルミバンがかなりのスピードで近づいていきます。
全くスピードを落とさないまま、ミニバンの真後ろへと急接近。かなり強めのブレーキを踏んだことで、とりあえず追突は免れました。
しかし、結果としてこの「1台の急ブレーキ」が事故を招くことになってしまったのです。

アルミバンの停止寸前、その後ろにいた白いミニバンは、突如前が詰まったことでとばっちりを受けます。
素早くハザードが点滅するエマージェンシーストップシグナルが作動していることから、やはり急ブレーキを強いられたようです。ミニバンの後ろの黒いコンパクトカーも、それに続きます。
ミニバンはまずいと思ったのか、渋滞発生を知らせるハザードを点灯させますが、残念ながら時すでに遅しでした。
続いて黒いコンパクトカーの後ろにいたシルバーのワンボックスが急接近。カメラに映った時点で車間距離はゼロに等しい状況で、車体が前につんのめるほどの急ブレーキを踏みます。
コンパクトカーはそのまま前に進んでいます。追突されて押し出されたのか、追突を免れるために前に進んだのかは不明です。映像では衝突したのかはわかりません。
そして次の瞬間、ワンボックスの後ろから急に現れた黒い乗用車が追突。ほぼノーブレーキといった様子で、激突といえるような大クラッシュに。
追突されたワンボックスは、テールゲートがひしゃげてしまい、衝撃でロックが外れたのか、ゲートが開いてしまいます。ゲートからは積んでいた荷物が崩れます。
幸いにも、追突した乗用車の後ろは車間距離が空いていたのか、これに続く事故にはなりませんでした。
一連の事故の要因は、明らかに各車の車間距離不足と前方不注意です。事故の発端となったのは最初のアルミバンの急ブレーキでしょうが、すべてのクルマが少しでも車間距離を開けていたら、こうはならなかったでしょう。
また、ブレーキも遅いことから、そもそも「自車の1台前」しか見ていなかったことも要因と考えられます。
混雑してきたと感じたなら、前走車だけを見るのではなく、その先の状況をしっかり確認することが大切です。たとえ前走車のブレーキのタイミングが遅く、急ブレーキを踏まれても、それより前のクルマの様子を見ていれば、余裕をもって減速することができるためです。
また一連の渋滞で、ハザードを点灯させているクルマが白いミニバン1台しかなかったのも、事故につながった要因といえるでしょう。前が詰まってきたら、減速と同時に早めにハザードを点灯させ、すぐに後続車に渋滞発生を知らせると良いでしょう。
首都高は映像とともに、「渋滞発生により、追突事故が多発します。ゴールデンウィーク期間中(5/2(土)~5/4(月))は混雑の発生が見込まれます。渋滞中や渋滞末尾での追突事故にご注意ください」と注意を呼びかけています。





























