新車143万円! スズキの新「“格安”軽ワゴン」に注目! 希少「MT」モデルもあります! 新たな「ワゴンR」販売店に寄せられた声とは
スズキは2025年12月15日、「ワゴンR」を一部仕様変更(マイナーチェンジ)しました。ワゴンRの最新の納期について、販売店に聞いてみました。
「MTではないとダメな人」の需要に応える1台に
2025年12月15日、スズキ「ワゴンR」を一部仕様変更(マイナーチェンジ)し、同日より発売が開始されました。
ワゴンRに対するユーザーの反応や最新の納期などについて、販売店に聞いてみました。
1993年9月、スズキから1台のユニークな形をした軽自動車が発売されました。それこそが、後に軽自動車のあり方を変える初代ワゴンRでした。
「低い車高で狭い」「商用車派生車で乗り心地が劣る」という、それまでの軽自動車の概念を覆し「軽自動車なのに車内が広い」、「元祖トールワゴン」を実現し、のちにスズキを代表するモデルのひとつとなりました。
ワゴンR(初代)のデビュー当時、スズキは月販販売台数を4000台と想定していましたが、発売直後から予想を上回るヒット作となります。
2006年から2011年までの5年間にわたって年間軽自動車の販売台数第1位の記録を達成するなど、軽の定番モデルとしての地位を確立していきました。
そして2025年8月4日には、ワゴンRシリーズの世界累計販売が同年6月までに1000万台を達成しています。
1993年9月に初代発売を開始してから、6代目となる現行モデルまで途切れることなく生産が続けられた結果、31年9か月での達成となりました。
今やワゴンRは、日本やインド、欧州をはじめとする世界75カ国・地域で販売する人気車種であり、「アルト」シリーズに次ぐ大台達成です。

現行モデルである6代目は2017年2月にデビューし、すでにデビューから9年が経過。歴代ワゴンRにおいてもっともロングライフとなりました。
現在搭載されるパワーユニットは、660cc「R06D」型自然吸気エンジンで、最高出力49PS・最大トルク58Nmを発揮。トランスミッションはCVTに加え、実用車としては希少になった5速MTから選択可能です。
燃費はCVT車が24.2km/L(2030年度燃費基準80%達成)、5速MT車が25.1km/L(同85%達成)となっており、特に5速MT車はシリーズ内でも優れた数値を示しています。
今回の一部仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、安全機能を刷新。
また、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイや、車線逸脱抑制機能を標準装備するなど、運転支援機能を充実させたほか、ステアリングヒーターを採用するなど快適装備も充実させました。
さらに減衰接着剤の塗布などにより、快適な乗り心地と、高い操縦安定性・静粛性を実現しています。
デザインについては、外観デザインを1つに集約しました。これまで複数存在していたなかで、「カスタムZ」のマスクをベースに、立体感を強調するグリル造形と表情豊かな3Dテクスチャーを用い、フロントデザインを一新しています。
ボディカラーは「ベルベットダークレッドパール」および「ルーセントベージュパールメタリック」の2色を新設定することで、上質感を表現しています。
車両本体価格は、ガソリン車が143万円から155万3200円、マイルドハイブリッド車が170万9400円から182万9300円です(いずれも消費税込み)。
そんなワゴンRに対するユーザーの反応や最新の納期などについて、2026年3月中旬に首都圏にあるスズキディーラーに問い合わせてみました。
「グレードにもよりますが、おおよそご納車まで2~3か月です。MTの設定がある『ZL』は、隠れた人気モデルかもしれません。
物凄く売れているという訳ではありませんが、『MT車じゃないとダメ』とおっしゃるお客様から定期的にお声がかかります」
他のスズキディーラーにも問い合わせてみました。
「人気モデルは『ハイブリッドZX(2WD)』です。軒並み200万円オーバーの軽自動車が増えてきましたが、ワゴンRは全グレード200万円未満です。
ワゴンRの知名度、それでいて手が届きやすいという点も評価いただいていると感じております」
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世界累計販売台数が1000万台を突破したワゴンR、これからも軽自動車のスタンダードモデルとして、多くのユーザーに支持されていくことでしょう。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

































































