絶対王者トヨタ「アルヴェル」の牙城を崩せるか! 「価格帯知りたい」「先行予約がはじまったらすぐにでも動く」高級ミニバンの元祖「日産“新型”エルグランド」発売までカウントダウン! 販売店への反響を聞いてみた!
日産が今夏発売する予定の新型「エルグランド」。ユーザーから寄せられた反響について、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
2026年にデビューするニューモデルのなかでも特に注目度が高いであろう日産新型「エルグランド」
日産は、ミニバンモデル「エルグランド」の新型モデルを今夏に発売する予定です。
今でこそ、高級ミニバンの代名詞といえばトヨタ「アルファード」または「ヴェルファイア」、さらにはレクサス「LM」を挙げる人が多いでしょう。
しかし、高級ミニバンの元祖となるモデルはエルグランドです。
1997年5月にデビューした初代エルグランドこそが、迫力のある外観と豪華な内装、そしてパワフルな走りを併せ持つ「高級ミニバン」のジャンルを開拓したのです。
市場でも高い評価を受けた初代モデルは、デビューから5年後の2002年5月に2代目へとフルモデルチェンジを果たします。
まったくの偶然か、それとも意図したものであったのかは定かではありませんが、2代目エルグランドがデビューしたわずか1日違いのタイミングで初代アルファードがデビューします。
これまで、さまざまなモデル・ジャンルで繰り広げられてきた「トヨタVS日産」のライバル関係が、高級ミニバン市場でも繰り広げられることとなりました。
しかし、エルグランドとアルファードのその後のモデルサイクルには大きな差が生じることとなります。
トヨタが誇る高級ミニバン「アルファード」は、初代モデルがデビューしてから6年後の2008年5月に2代目となり、2015年1月には大ヒット作となった3代目、そして2023年6月に現行モデルにあたる4代目へと進化し、順調にモデルチェンジを重ねていきます。

さらにはアルファードが2代目となった2008年5月のタイミングで、兄弟車である「ヴェルファイア」もデビューし、「アルヴェルブラザーズ」の勢いはますます加速していくこととなります。
これに加えて、アルファードをベースに開発されたレクサスの超高級ミニバンLMが海外でデビュー。
2023年10月には、フルモデルチェンジした2代目LMが日本市場でも販売開始され、上級グレードは2000万円に届く価格帯でありながら、特に都市部では驚くほどの頻度で見掛けます。
そのいっぽうで、エルグランドはというと2010年8月に3代目へとフルモデルチェンジされた後は、一部改良とマイナーチェンジを何度も繰り返し、モデルライフは16年目を迎えたのです。
アルファードとヴェルファイアは6〜8年ごとにフルモデルチェンジして4代目となって早3年、対してエルグランドは16年もそのまま。
比較すると、いかにエルグランドのモデルライフが長かったかかが分かります。
気がつけば、日本の高級ミニバンの雄といえばアルファード&ヴェルファイアとなり、さらにはレクサスから超高級ミニバンであるLMも発売されたことで、もはや鉄壁の布陣ともいえるラインナップが完成したのです。
高級ミニバンというジャンルを開拓したはずのエルグランドですが、このまま生産終了……と思いきや、「ジャパンモビリティショー2025」において、4代目となる新型エルグランドを先行公開しました。
コンセプトは「The private MAGLEV」。いわゆる「リニアモーターカー」をデザインモチーフとし、「時を超えて受け継がれる日本のDNAを具現化した」と日産が主張するデザイン、そして「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を全面に採用しています。
ボディサイズは、全長4995mm×全幅1895mm×全高1975mmと、ライバルのアルファード(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935-1945mm)以上のボリュームがあるため、信号待ちで両車がならんでも見劣りしないことが予想されます。
LMのボディサイズが全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mmであることからも、見た目の迫力では負けないくらいの押しの強さが感じられます。
パワートレインには、新しく設計された発電専用1.5リッターエンジンと、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機をまとめた「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」で構成された「第3世代e-POWER」のハイブリッドを採用。
さらに電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の最新バージョンが搭載されるなど、走りの面でも期待が高まります。
また、国内モデルとしては初となる14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイを採用するなど装備面も充実しており、2026年にデビューを予定するニューモデルのなかでも注目度の高い1台となるのは間違いなさそうです。
発売は2026年夏とアナウンスされている新型エルグランド。ディーラーに寄せられている反響について、3月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。
「『どれくらいの価格帯になるか知りたい』『先行予約はいつからなのか』といったお問い合わせが増えてきています。
『先行予約がはじまったらすぐにでも動く』というお客様も多いため、バックオーダーを抱える可能性が高いと予想しております」。
他の日産ディーラーではどうでしょうか。
「価格や予約に加えて『e-POWERのみでガソリンエンジン仕様はないのか』『2WDモデルはないのか』といった従来の仕様を希望されるお客様からのお問い合わせがあります。
アルファード・ヴェルファイアからのお乗り換えを検討されていらっしゃるお客様も多く、実車を見る前に予約したいというお声もいただいております」。
2026年にデビューするニューモデルのなかでも特に注目度が高いであろう新型エルグランド。
早く予約したいとウズウズしている人も多いのではないでしょうか。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。










































































