国土交通省は『平成30年北海道胆振東部地震』の被災地域で車検有効期間を再伸長と発表
国土交通省は、北海道全域で発生した地震に伴い、現地の対象車両の車検期間を再伸長すると発表しました。
対象車両の車検有効期間を9月18日まで再伸長
国土交通省の自動車局整備課は、北海道胆振地方中東部を震源とする地震の被害に伴い、被害地域に「使用の本拠の位置」を有する車両に対して自動車検査証の有効期間を9月18日まで再伸長することを9月7日に発表しました。
この措置は現段階で継続検査を受けることが困難な状態にあるユーザーを保護するためのもので、道路運送車両法第61条の規定にもとづいたものとなっています。
具体的な措置内容は自動車検査証の有効期間を平成30年9月18日まで伸長するとのことで、有効期間伸長の適用を受けた自動車の「自動車損害賠償責任保険」の契約期間については、伸長された期間内の継続検査を申請する時までに契約する必要があるとのことです。
国土交通省では今後、対象地域の状況等に応じ、有効期間の再伸長等も検討しているとのことです。
最近の例では、平成30年7月豪雨の被害に伴い広島県、岡山県、愛媛県及び福岡県の一部地域に使用の本拠を有する車両について、最大2ヶ月伸長されています。
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