全長4.3m! 日産の“新型SUV”「カイト」に注目! サイフに優しい“低価格”&「ちょうどいいサイズ」採用! 新たな「庶民派モデル」ブラジル仕様とは!
日産の南米向けのラインナップに加わった新型カイトとは、一体どのような特徴を持つクルマなのでしょうか。
全長4.3m! 日産の“新型SUV”「カイト」に注目!
日産のブラジル法人は2025年12月に新型コンパクトSUV「カイト」の現地での販売を開始しました。
これまで日産はグローバル市場において、「エクストレイル(一部地域では「ローグ」)」や「キャッシュカイ」といった多彩なSUVを展開しています。
新たに南米向けのラインナップに加わった新型カイトは、一体どのような特徴を持つクルマなのでしょうか。

新型カイトのボディサイズは、全長4304mm×全幅1760mm×全高1611mm。
これは前述のエクストレイルやキャッシュカイよりも一回り小さく、日本国内でも馴染みのある「キックス」に近い、市街地でも扱いやすいコンパクトなサイズ感です。
現在ブラジルなどで販売されているキックスをはじめ、日産のSUVは力強い造形を特徴とするモデルが多い傾向にありますが、カイトはより都会的でスタイリッシュなデザインテイストを採用しました。
エクステリアにおいて特徴的なのがフロントマスクです。
LEDヘッドライトをデイタイムランニングライトで横一文字に繋ぐデザインを取り入れることで、シャープかつ先進的な印象を与えています。
リア周りも、フロントと同調し洗練された造形となっており、大きく張り出したテールゲートのデザインは、「パトロール」など日産の最新SUV群に通じる意匠を取り入れたもの。
さらに、各ドアの下部にはブラックのトリムを配し、サイドのプロポーションを引き締めています。
インテリアについても、外観と同様にモダンで落ち着いた空間に仕立てられています。
シート表皮はグレードによって複数の素材が用意され、最上級グレードにはコントラストステッチをあしらったツートーンカラーのシートを採用することで、クラスを超えた上質感を実現。
機能面では、7インチのデジタルメーターパネルが全車に標準装備。上位グレードになると、ダッシュボード中央に9インチのタッチスクリーンディスプレイが追加されます。
このインフォテインメントシステムには、高音質なオーディオ再生をサポートするAKM製のAK7604サウンドプロセッサが搭載されているほか、Apple CarPlayおよびAndroid Autoとの連携にも対応。
一部のグレードにはスマートフォン用のワイヤレス充電器も備えられ、日常の利便性が高められています。
パワートレインには、排気量1.6リッターのエンジンとCVT(無段変速機)を組み合わせて搭載。
ブラジル市場の自動車事情に合わせ、このエンジンはガソリンとエタノール燃料の両方を使用できる仕様となっています。
最高出力は、ガソリン使用時で110馬力、エタノール使用時で113馬力を発揮し、実用十分な走行性能を確保しています。
先進安全装備も充実した内容となっており、後退時の後方交差交通警告(RCTA)やブラインドスポット警告(BSW)、前方衝突警告(FCW)、インテリジェント車線逸脱警告(LDW)などを幅広く採用。
これに加えて、車線逸脱防止支援システム(LDP)や、歩行者検知機能付きのインテリジェントエマージェンシーブレーキ(P-FEB)、アダプティブクルーズコントロール(ICC)といった機能も搭載され、ドライバーの安全運転をサポートします。
また、フロントシートには万が一の追突事故の際に衝撃を和らげるヘッドレストが採用されています。
このような新型カイトの現地での販売価格は11万7990レアル(4月前半現在の円相場換算で約366万円)から。
同市場で販売されているSUVのキックスが15万9990レアル(約496万円)からとなっていることを踏まえると、カイトはより手頃な価格帯に位置づけられています。
充実した装備と親しみやすい価格設定により、南米地域における日産の主力モデルとして定着していくことが予想されます。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。















































