運転中に猛烈な睡魔… 眠気防止ドリンクを飲むタイミングはいつがいい? 専門家に聞いてみた

運転中、眠くなったらどうしていますか? そんな時に心強いのが、眠気防止ドリンクです。しかし種類がいっぱいでどれが一番効くの? という方も多いと思います。専門家の方におすすめを聞いてみました。

1000kmの道のり、5種類の眠気防止ドリンクを試したところ…

 運転中、眠くなったらどうしていますか? 友人や家族の間で運転を交替できればよいのですが、ハンドルを握るパパ(ママ)が助手席や後部座席で爆睡する家族を乗せて一人で睡魔と戦っている……という方も少なくないでしょう。そんな時に心強いのが、眠気防止ドリンクです。

運転中、急な睡魔に襲われる人も多い(写真はイメージ)

 眠気防止ドリンク(剤)には、「医薬品」のものもあれば「指定医薬部外品」、「清涼飲料水」という場合もあります。これらは1日にどれくらい飲んで良いものなのでしょうか。また、コーヒーや玉露などカフェイン成分が多い飲み物と一緒に飲む場合はいかがでしょうか。

 高速道路のSA/PAやコンビニには、多種多様な眠気防止ドリンクが販売されています。先日、筆者(加藤久美子)は横浜から下関まで1000kmの道のりを一人で運転する機会がありましたが、その際も、眠気防止ドリンクのお世話になりました。

【めざまし太郎】200㎎(ユウキ)、【カフェイン180】180mg(大正製薬)、【強強打破】150mg(常盤薬品工業)、【眠眠打破】120mg(同)、【メガシャキ】100mg(ハウスウェルネスフーズ)、5種類の眠気防止ドリンクを買って試してみましたが、一番「効いた!」と感じたのは、カフェインの量が多い(200mg)の「めざまし太郎」という商品でした。やはり効き目はカフェインの量に比例するのでしょうか。

専門家は眠気防止剤をどう選ぶ?

 普段よく飲むレギュラーコーヒーから、メガシャキ、眠眠打破など明らかに「眠気を防止する目的」のドリンクから、モンスターエナジー、レッドブルなどカフェイン量の多いエナジードリンク、これらはどのように飲むのが正解なのでしょうか。『くすりと漢方のスペシャリスト協会』代表理事 仲宗根恵さんに話を聞いてみました。

――車の運転で眠気防止にお勧めはどんなドリンクでしょうか?

 眠気や倦怠感を除去する目的で飲むのなら、その効能が認められている医薬品(エスタロンモカ内服液など)の眠気防止薬を選択するのが賢明ではないかと思います。カフェインの含有量や1回の服用量、1日の服用回数などが決められているため、使い方(飲み方)も分かりやすいです。ちなみに、眠気防止薬では下記のように摂取量の上限が示されています(15歳以上の場合)。

・1回摂取量:カフェインとして200mg
・1日摂取量:500mgが上限

 カフェインの一日の摂取量の上限は、眠気防止薬では500mgとなっています。上限を超えない範囲であれば、大きな問題はないかと思いますが、カフェインは人によって感受性の違いがあり、少ない量でも不調を感じる人もいます。清涼飲料水の中には、「長時間の会議・ドライブに」と謳って販売されているドリンク「カフェイン180(大正製薬)」で、カフェインの量を明記しているものもあります。医薬品ではありませんので、「眠気を除去する効果」を謳うことはできませんが、長時間のドライブ時には役立つかもしれません。

カフェインを含む様々な眠気防止ドリンク等を写真見る(5枚)

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