クルマも自転車も「戦々恐々」!? 4月より新たな「交通ルール」強化! キーワードは「側方通過」? 自転車にも“青切符”を適用へ
2026年4月1日からまた新年度が始まります。新社会人が晴れやかな1歩を踏み出す一方、道路を行き交うすべての人々の“意識改革”も求められます。同日から始まる「改正道路交通法」についてあらためて紹介します
道路を行き交うすべての人々に求められる「意識改革」とは
2026年4月1日は、日本各地で入社式が行われ、夢と希望に胸をふくらませた新社会人が晴れやかな1歩を踏み出していきます。
その一方、同日に「改正道路交通法」が施行され、道路を行き交うすべての人々の“意識改革”も求められます。
主な変更点は、「クルマならびにバイクと自転車の側方通過ルールの強化」と、「自転車の交通違反に対する反則金制度(いわゆる青切符)の適用」が挙げられます。
これらの変更は、同じ車道を走るクルマと自転車(電動キックボードなども含む)の“距離感”やお互いへの配慮を見直すことで、接触事故を未然に防ぐことを目的としています。
前者の施行により、クルマが自転車を追い抜く際には、「十分な側方間隔」を空けることが義務付けられます。
警察庁は十分な側方間隔の目安として、「少なくとも1メートル程度の間隔」を空けることを推奨。また、1メートル程度の間隔を確保できない場合には、「時速20km/hから30km/h程度まで速度を落として通過」しなければなりません。
仮にこれらのルールを守らなかった場合には、普通車で違反点数2点/反則金7000円が科せられる可能性があります。
![「自転車」も“青切符”の対象に![画像はイメージです/Photo: Himakina /PIXTA(ピクスタ)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/03/20260331_pixta_108014410_M.jpg?v=1774939029)
SNSなどでは賛成意見がある一方、「自転車のペースで交通の流れが決まっちゃうじゃん」「追い抜きでセンターラインをオーバーするクルマが続出するんじゃない?」「そもそも狭い道路が多いのに、現実に即していない」などと、戸惑いや懸念の声も噴出しています。
一方の自転車側も、「できる限り道路の左端に寄って通行する」義務が生じ、違反した場合には5000円の反則金が科せられる可能性があります。
そう、4月からは、自転車にも交通違反に対する反則金が適用されるのです。
この罰則は「16歳以上の運転者」が対象となるため、高校生などのお子さんがいる方は、家庭での注意喚起も必要になりそうです。
主な違反行為と反則金は、以下の通り。
・携帯電話使用等(保持):1万2000円
・遮断踏切立ち入り:7000円
・信号無視:6000円
・車道の右側通行:6000円
・イヤホンの使用(※安全な運転に必要な音や声が聞こえない場合):5000円
・無灯火:5000円
・一時不停止:5000円
・被側方通過車義務違反(できる限り道路の左端に寄って通行する義務):5,000円
・並進:3000円
・傘さし運転:5000円
このように、自転車の反則金適用対象は多岐にわたることがわかります。ただし実情としては、よほど悪質でなければ、まずは警告・指導で留まるとの話もあるようです。
一方、仮免許の受験資格年齢が引き下げられ、従来の「満18歳以上」から「17歳6カ月以上」に変更されます。
この変更は、“早生まれ(1月~3月生まれ)”の方への不平等の解消が主な目的ですが、若年層の交通安全意識の高まりにも少なからず寄与しそうです。
なお免許証の交付については変更はなく、従来どおり「満18歳以上」となります。
ちなみに2026年9月1日からは、住宅街や学校周辺といった「生活道路の法定速度が30km/h」に引き下げられるため、さらなる“意識改革”が求められます。
※ ※ ※
今年の「春の全国交通安全運動」は、4月6日から15日までの10日間に実施されます。
新社会人のようなフレッシュな気持ちで初心に帰り、無事故無違反のカーライフを継続していきましょう。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。
































