スバルの「水平対向“4WDスポーツカー”」に注目! 超軽量ボディに「600馬力超え」の2リッターエンジン搭載! 「これこそ理想の一台」と称賛の声もある「VIZIV GT」とは
スバルがかつて発表した、圧倒的な存在感を放つコンセプトモデル「VIZIV GT」。はたして、このクルマにはどのような特徴があり、なぜ今なお注目を集めているのでしょうか。
スバルが描いた究極の水平対向スポーツカーとは
世界的な人気を誇るカーレーシングゲーム「グランツーリスモ」シリーズ。1997年の誕生以来、実在する車両の挙動や質感を徹底的に再現する「リアルドライビングシミュレーター」として、多くのファンを魅了してきました。
2025年6月25日時点で、シリーズ累計販売本数は1億本を突破。2026年1月29日配信の最新アップデート(Ver.1.67)では、ポルシェ「911 GT3 R’22」や、スマートフォンメーカーのシャオミも参画、「SU7 Ultra’25」といった最新のマシンが追加されるなど、その勢いはとどまることを知りません。
そんな同シリーズにおいて、2013年からスタートした「ビジョン グランツーリスモ」は、世界中の自動車メーカーやブランドが「理想のスポーツカー」をデザインする夢のプロジェクトです。
数あるVGTモデルのなかでも、スバルが「VIZIV(Vision for Innovation)」の考え方を背景に提案したコンセプトモデルが、「スバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ(以下、VIZIV GT)」です。

VIZIV GTは、「究極の安心と愉しさ」をテーマに掲げ、スバルの中でも極めてアグレッシブなスペックを持ちながら、意のままに操れる走りを目指したモデルとして紹介されています。
プロポーションは、2014年のコンセプトカー「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT(スバル ヴィジヴ 2 コンセプト)」をベースに、低く幅広いスタンスをさらに強調したダイナミックな造形が特徴。巨大なリアウィングやワイドボディ、シャープなフェンダー形状など、空力性能を意識したディテールが与えられています。
この硬質な金属の塊から削り出したようなフォルムを、開発チームは「超合金鰹節」というユニークなキーワードで表現。カーボン素材を随所に用いることで、重いバッテリーやモーターを搭載しつつも、車両重量は1380kgに抑えられました。
パワートレインは、2.0リッター水平対向4気筒ターボエンジンに、フロント1基/リア2基の合計3基のハイパワーモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様で、システム合計の最高出力は600ps、最大トルクは800Nmとされています。
駆動方式はフルタイム4WDで、トランスミッションは7速(トランスミッションタイプ未公表)を採用。各モーターの出力を独立制御するトルクベクタリング技術により、優れた回頭性を実現しています。
2014年11月の「グランツーリスモ6」アップデート(Ver.1.14)で初公開された本モデルは、最新作「グランツーリスモ7」の車両リストにも掲載されており、今なお多くのプレイヤーに使用されている一台です。
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SNSやメディアの読者コメントでは、登場から10年以上が経過しても「これこそスバルの理想の一台」「実際に乗りたい」といった熱烈なファンの声が寄せられています。
また圧倒的な存在感から「和製スーパーカー」と形容する投稿や、「今見ても全く古さを感じない。最新技術で市販化してほしい」など、時代を先取りした「超合金鰹節」のデザインを賞賛する声が集まっています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。




































