935万円超えでも「これしかない」の声!? 日産「“新”スポーツカー」に反響アリ! 歴代をオマージュした“流麗ボディ”& 専用の「レカロ製シート」採用! 「フェアレディZ NISMO」販売店への反響は?
日産は2026年1月の「東京オートサロン2026」において、「フェアレディZ」の2027年モデルを発表しました。なかでも高い注目を集めているのが、ハイパフォーマンス仕様「フェアレディZ NISMO」への6速MT追加です。発売予定の2026年夏に向けて販売店にも問い合わせが相次ぐなど、関心が高まっています。
フェアレディZ NISMOの6速MT追加で「操る歓び」がさらに広がる
日本を代表するスポーツカーとして半世紀以上の歴史を持つ「フェアレディZ」は、1969年の初代誕生以来、世代を重ねるごとにその魅力を磨き続けてきました。
現行のRZ34型は2022年8月に通算7世代目として登場し、歴代モデルを想起させるヘリテージデザインと現代的な性能の融合が高く評価されています。発売後は想定を上回る人気を集め、一時は受注停止となる局面もあったほどです。
その現行型がマイナーチェンジを受け、2027年モデルとして2026年夏の発売を予定しています。今回の改良はこれまでの年次改良のなかでも最も内容が充実したものとなっており、特に高性能仕様「フェアレディZ NISMO」の進化が大きな話題を呼んでいます。
フェアレディZ NISMOは、2024年モデルから設定されたハイパフォーマンス仕様で、サーキットでの速さと正確性を重視して9速ATのみの設定でスタートしました。ボディサイズは全長4410mm×全幅1870mm×全高1315mmとわずかながら拡大されています。

搭載される3リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、標準モデルの405PSから最高出力420PS、最大トルクも475Nmから520Nmへと引き上げられています。専用フロントグリルや前後バンパー、鍛造ホイール、レカロ製のNISMO専用シートなど、内外装ともに特別感のある仕立てが施されています。
今回のマイナーチェンジで最も注目されるのが、6速MTの追加です。北米仕様ではすでに設定されていたMT仕様が、日本市場の要望に応える形でついに国内にも導入されます。
しかも単純なMTの移植にとどまらず、6速MTモデルには専用のトルクプロフィールが与えられ、より伸びやかな加速感を楽しめるようにリセッティングされています。
絶対的な速さよりも「操っている」という感覚を重視した仕立てで、サーキット走行での効率よりも、ドライビングプレジャーを前面に押し出した判断といえるでしょう。
走行性能面での進化はMT追加にとどまりません。ブレーキに2ピースローターが採用され、バネ下重量の軽減が図られました。価格は未定ながら、現行モデルの935万2200円より値上がりするのは間違いないようです。
初めての6速MTの投入となったフェアレディZ NISMOに対して、販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
関東圏の日産販売店担当者は以下のように話します。
「東京オートサロンでの公開以降、すでに問い合わせをいただいておりますが、詳細な情報がでていないこともあり、様子見の方が多いようです。しかし、具体的な仕様が明らかになればさらに動きがでてくると思います」
また、関西圏の日産販売店担当者は次のように話します。
「オートサロン出展前からNISMOの6MT搭載の声を望んでいるユーザーが多くいます。です。もともとNISMOは最初から指名買いする方がほとんどなので、価格が上がっても問題ないようです」
さらに前出の担当者は以下のように続けて話しました。
「かつて日産のハイパフォーマンスカーの頂点に君臨していたGT-Rは現在受注を終了しており、国内で購入できる日産製ハイパフォーマンスカーはフェアレディZ NISMOのみとなっています。
そのため、日産ファンのなかには『これしかない』と購入を決意する層も一定数存在するようで、1000万円近いという価格に対しても躊躇なく商談に臨むケースが見られることが予想されます」
NISMOにMTが追加されるという事実は、長年の要望を抱えていたスポーツカーファンにとって大きな意味を持ちます。
930万円を超える価格帯のモデルでありながら、問い合わせが絶えない背景には、フェアレディZというクルマが持つ揺るぎない求心力があるといえるでしょう。今夏の正式発売に向けて、その反響はさらに広がりを見せそうです。
Writer: 本城庵
自動車分野を専門とするWebライター。軽オープンカー、輸入車、EV、バイクまで幅広い車種経験を活かした記事を執筆。運行管理者資格を保有し、交通事情や物流業界など専門性の高いテーマにも対応。










































