スズキ 新型「ジムニー」の乗り心地や使い勝手、燃費など気になる部分を徹底チェック!
新型「ジムニー」の人気ぶりはとどまることを知りません。4WD性能の高さは実証済みですが、オンロード性能や使い勝手はどうなのでしょうか。「1分でわかる動画」とともに紹介します。
オンロードでの走行性能はいかに
新型スズキ「ジムニー」は、20年ぶりにフルモデルチェンジした本格4WD車です。オフロード性能の高さは、既に過去記事でもお伝え済みですが、メインの使用シーンとなるオンロード性能や日常の使い勝手はどのくらいのレベルなのでしょうか。
過去記事や他専門メディアでの、新型「ジムニー」に関する試乗レポートは、どれも基本的に全て肯定する内容です。実際に、購入を考えているユーザーからすれば『弱点無いのか?』と気になる部分があると思います。
まず、日常シーンで多用されるオンロード(舗装路)性能を確認します。一番の弱点は、動力性能&燃費で、そもそも64馬力のエンジンに対し、車重1030kgと重いことです。
スズキ「ワゴンR」のターボ仕様なら64馬力の800kg。スズキ「スイフト」なら91馬力の870kgというスペックと比べても車重に対して非力さを感じます。
もちろん、加速が悪くて辛抱出来ないというレベルではなく、高速道路の100km/h巡航でも全く問題無しです。ただ、ターボエンジンという部分を期待して、元気よく走ると期待したらガッカリするかもしれません。
重いボディは、燃費にも厳しく、新しいWLTCモードで13.2km/L。一般的なターボエンジン搭載の軽自動車より3割ほど悪いと思っていただければ間違いなく、普通の軽ターボで20km/L走る道路状況なら14km/Lくらいになります。
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