最大約326万円も! 『エコカー減税』と『CEV補助金』でいくら安くなる?

200万円を超える“オトク”なクルマも存在

【燃料電池車】トヨタ・MIRAI
・新車価格(消費税込):723万6000円
・自動車取得税:約18万900円 → 0円
・自動車重量税(新車時):3万円 → 0円
・翌年自動車税:2万9500円 → 7500円
・CEV補助金:202万円

・合計“オトク”額:約225万2900円

 FCV(燃料電池車)のトヨタ「MIRAI」は、CEV補助金202万円がもらえます。この補助金の影響もあり、“オトク”額は225万2900円になります。さらに、東京都と愛知県ならば自動車税が新規登録時と翌年から5年分が無料になります。

 また、CEV補助金とは別に一部自治体独自の補助金制度もあり、東京都の場合(公財)東京都環境公社から平成29年6月時点で101万円の補助金がもらえ、“オトク”額は合計326万2900円にもなります。

【クリーンディーゼル車】マツダ・CX-8 XD L Package
・新車価格(消費税込):419万0400円
・自動車取得税:約10万4700円 → 0円
・自動車重量税(新車時):3万円 → 0円
・翌年自動車税:4万5000円 → 1万1500円
・CEV補助金:42万円

・合計“オトク”額:約58万8200円

 CDV(クリーンディーゼル車)のマツダ「CX-8」は、CEV補助金42万円がもらえます。マツダのディーゼル車は、「CX-3」「CX-5」「アテンザ セダン/ワゴン」なども対象です。

【電気自動車】日産・リーフ G
・新車価格(消費税込):399万0600円
・自動車取得税:約11万0200円 → 0円
・自動車重量税(新車時):3万円 → 0円
・翌年自動車税:2万9500円 → 7500円
・CEV補助金:40万円

・合計“オトク”額:約56万2200円

 EV(電気自動車)に分類される日産「リーフ」は、CEV補助金40万円がもらえるほか、トヨタ「MIRAI」同様に東京都と愛知県なら自動車税が新規登録時と翌年から5年分無料という特典もあります

【プラグインハイブリッド車】三菱・アウトランダーPHEV S Edition
・新車価格(消費税込):509万0040円
・自動車取得税 約12万7200円 → 0円
・自動車重量税(新車時)3万円 → 0円
・翌年自動車税 3万9500円 → 1万円
・CEV補助金 20万円

・合計お得額 約38万6700円

 コンセントから充電してEV走行もできるPHV(プラグインハイブリッド車)の「アウトランダーPHEV」は、CEV補助金20万円がもらえます。

【ハイブリッド車】トヨタ・プリウス E
・新車価格(消費税込): 242万9018円
・自動車取得税 約6万700円 → 0円
・自動車重量税(新車時)2万2500円 → 0円
・翌年自動車税 3万9500円 → 1万円

・合計お得額 約11万2700円

 低燃費性能ではトップクラスの40km/Lです。また、「プリウスPHV」はプラグインハイブリッド車なので、CEV補助金20万円がもらえます。

 車体価格やグレード、国や自治体の条件などさまざまな要素により『エコカー減税』やCEV補助金の優遇率は変わります。新車購入時のお財布事情にも直結するため、自分の欲しいクルマはどの程度の優遇措置があるのかを購入前に必ず確認することをおすすめします。

【了】

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