日産「リーフ」の技術をフル活用 新型EVセダン「シルフィ ゼロ・エミッション」の生産がEV大国、中国でスタート
日産ブランドのうち中国市場で最も多く販売されているセダン「シルフィ」に、世界で最も多く販売されている電気自動車「リーフ」の技術を投入した「シルフィ ゼロ・エミッション」が中国で生産開始されました。
急速な変化を遂げる中国市場に向けた日産の新型EVセダン
2018年の北京モーターショーで世界初公開された日産のセダン「シルフィ ゼロ・エミッション」の中国での生産が、合弁会社、東風汽車有限公司(DFL)の乗用車部門である東風日産乗用車公司(東風日産)により8月27日から開始されました。
「シルフィ ゼロ・エミッション」は、中国市場で高い人気を誇る「シルフィ」に、日産が世界に誇る電気自動車「リーフ」のテクノロジーを注ぎ込むことで338kmの航続距離(中国の基準)を実現し、100%電動パワートレインならではの環境性能・走行性能と高い利便性・快適性を実現したものです。
また、東風日産は2019年度までに、インフィニティやベヌーシア、東風ブランドも含め新型EVを5車種の投入を予定しているとも語っています。
中国は既に世界最大の市場ですが、規模だけでなく技術面でも、非常に早いペースで進化しています。特にEVの普及・拡大においては今後、世界をリードしていくと予想されています。
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