打倒ランクル! 日産「“最強”本格SUV」27年発売へ! 価格は850万円超!? 425馬力のV6ツインターボ×広びろ快適シート搭載で“強敵”トヨタに挑む! 新型「パトロール」どんなモデル?

日産は本格SUVの「パトロール」を日本市場で発売する予定です。ライバルのトヨタ「ランドクルーザー」と比べて、パトロールはどのような点が勝っているのでしょうか。

“ランクルの代わり”としてパトロールは最適!

 実際にパトロールを運転すると、4輪独立式サスペンションにより、後輪の接地性が優れていました。パトロールの全高は1955mmで車両重量も約2.8トンですから、ボディは重心が高くて重いのですが、下り坂のカーブでも後輪の接地不足を感じません。

 ステアリングの支持剛性も高く、ステアリングホイールを回し始めた時から、車両の進行方向が正確に変わります。

 この舗装路における運転感覚は、悪路向けのSUVというより、エクストレイルのような乗用車系のプラットフォームを使う都会派SUVに近い印象です。

 つまりパトロールの価値は、悪路向けSUVの走破力と、都会派SUVの走行安定性を兼ね備えていることにあるといえるでしょう。

「パトロール」の豪華内装
「パトロール」の豪華内装

 日本の使用環境では、悪路向けSUVを購入しても、悪路走破力の真価を発揮させる場面はほとんどなく、その意味では、悪路向けSUVでありながら、舗装路の安定性を高めたパトロールのクルマ造りは合理的です。

 そしてパトロールには、もうひとつ突出した特徴があります。それは日本で購入可能な国産SUVでは、3列目シートの居住性を最も快適に仕上げたことです。

 現時点で3列目が最も快適な国産SUVは、マツダ「CX-80」だと筆者(渡辺陽一郎)は考えます。3列目の頭上とひざ先の空間は、パトロールも同程度ですが、着座姿勢が異なります。

 CX-80は床と座面の間隔が不足して、膝の持ち上がった座り方になる一方で、パトロールなら床と座面の間に比較的余裕があって窮屈な座り方になりません。パトロールは、SUVで多人数乗車をしたいユーザーに適しているというわけです。

 ライバル車のランドクルーザー300は2021年に発売されましたが、受注台数に生産が追い付かず、2022年には納期が数年間に達して受注を停止させました。

 それ以来、ランドクルーザー300は4年間近く注文を受け付けておらず、パトロールが早期に発売されると、ランドクルーザー300の代わりにもなり得るでしょう。

 そこで気になるのがパトロールの価格です。大量に販売される車種ではないため、日本仕様は装備を充実させた上級グレードに限定されます。そうなるとパトロールの価格は850万円以上と予想されます。

 3.5リッターツインターボエンジンを搭載したランドクルーザー300の「ZX」グレードの価格は743万6000円ですが、JBLプレミアムサウンドシステム、ETC2.0ユニット、ITSコネクトなどをオプション装着すると800万円近くに達します。

 パトロールはランドクルーザー300よりもボディが大きく、動力性能も上まわるため、昨今の原材料費等による値上げも踏まえると850万円以上に達するものと思われ、900万円前後になっても不思議はありません。

※ ※ ※

 販売店では「パトロールは大量に売れるクルマではないため、市販されても、販売台数の枠が限られるでしょう。抽選販売の可能性もあります」といいます。

 もし購入を希望するなら、早めに販売店に出向いて、購入の意思を伝えておくと良いでしょう。そうすればパトロールの情報が入り次第、スムーズに案内を受けられるはずです。

【画像】超カッコいい! これが日産の「“最強”本格SUV」です!(30枚以上)

【買取査定】日産車が高く売れる!?(外部リンク)

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Writer: 渡辺陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、2001年にフリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を得意とする。

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