ミニ 5ドア クーパー Dを様々なシーンで実燃費を計測! 日本で人気「MINI」の実力は 

市街地から高速道路、ワインディングロードで燃費を計測

 市街地は、東京都大田区から都心方向に伸びる中原街道と国道1号線、そして環状7号線と山手通りなどの幹線道路を中心に22km程走った数字です。特に激しい渋滞はありませんでしたが、交通量は決して少なくなく、信号も多いので、平均速度は21.8km/hというものでした。

1.5Lリッター直列3気筒 MINIツインパワー・ターボ エンジン

 停車時にはアイドリング・ストップ機能が作動しますが、ストップ&ゴーが多く、車速も低かったため、23.9km/LというJC08モード燃費に対する落ち込みは大きくなりました。それでもハイブリッドでもない事を考えれば優秀と言えるでしょう。

 高速道路(ACC不使用)は、首都高速道路汐留入口から東名高速道路御殿場ICまでの99.7kmで計測。途中、首都高速3号渋谷線の高樹町から大橋JCTの約3.5kmを25分、東名高速道路の港北PAから大和トンネルの先までの約14kmを40分要する渋滞に巻き込まれ、平均速度が53.9km/hと伸びなかったことを考えれば、19.7km/Lという数字はかなり良好です。大井松田から御殿場にかけては、燃費にきつい上り勾配が多いのですが、80km/hの制限速度を守って走るかぎり、大きく悪化することはありませんでした。

ワインディングでも力強い走りが楽しめる新型MINI

 ワインディングロードは、御殿場から国道138号線を箱根方面へ向かい、箱根スカイラインと芦ノ湖スカイライン、国道1号線を組み合わせて71.4kmを走行しました。カーブが連続する箱根スカイラインと芦ノ湖スカイラインでは、シフトセレクターを左側に倒して、低めのギアを選択するSモードで走行しています。とはいえ、当日は場所によっては路面がウェット状態だったので、走行ペースは意識的に抑え気味にし、平均速度は43.4km/hでした。

 箱根スカイラインから芦ノ湖スカイラインへ向かう上り勾配では、さすがに燃費の落ち込みは激しく、オンボード・コンピューターは8km/L前後の数値を表示していましたが、山を登りきってしまえば、すぐに10km/Lほどに回復し、再び御殿場方面へ下り始めると、さらに伸びて11.2km/Lという数値を記録しました。もっと元気に走り回れる路面状況であれば、これより悪化する可能性はありますが、トルクフルで力強い走りが楽しめる事を考えれば、十分に優秀な結果です。

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