東京-埼玉の「地獄の渋滞」回避! 「新・大動脈」完成で、2月14日開通! 「開かずの踏切にサヨナラ」で周辺が劇変か 「新東京所沢線」とは
東京都は、清瀬市内で整備を進めていた都市計画道路「新東京所沢線」の約1.6キロメートル区間を、2026年2月14日に交通開放されました。埼玉県との県境となる清瀬橋へ直結する新ルートの誕生により、並行する小金井街道の慢性的な渋滞緩和や、生活道路への通過交通の減少が期待されています。
悲願の「バイパス」がついに完成、埼玉直結の1.6キロが開通
東京と埼玉を行き来するドライバーにとって、長年の課題であった県境付近の渋滞問題に動きがあります。
東京都建設局は、清瀬市内の「新東京所沢線(東村山3・4・15の2号線)」を2026年2月14日15時に交通開放されました。
既存の小金井街道のバイパス機能を持つこの新道は、地域交通の流れをどのように変えるのでしょうか。
今回開通するのは、清瀬市中清戸一丁目から中里二丁目に至る約1.6キロメートルの区間です。
位置関係としては、西武池袋線をアンダーパスでくぐる「新小金井街道」の交差点から北西へ延び、埼玉県所沢市との境にある「清瀬橋」までが一本の道でつながります。
これまで、このエリアで都県境を越えるメインルートは「小金井街道」でした。
しかし、今回の開通によって道路の線形が変わり、新東京所沢線が清瀬橋へ直結する「本線」となります。
これにより、新小金井街道を経由して、埼玉県側の「東京狭山線」へとスムーズに抜けられる新たなネットワークが形成されます。
道路空間も現代的な基準で整備されました。幅員は18メートルあり、車道は往復2車線です。
特筆すべきは、車道の両脇に物理的に分離された自転車専用通行帯と、広い歩道が設置されている点です。クルマの流れを円滑にするだけでなく、歩行者や自転車の安全性向上も図られています。
この新ルート開通がもたらす最大のメリットは、西武池袋線「清瀬駅」付近の踏切渋滞を回避できる点にあります。
並行する旧来の小金井街道には「清瀬第1号踏切」があり、朝夕のラッシュ時には遮断時間が長くなる「開かずの踏切」として、激しい渋滞の原因となっていました。

今回開通する新東京所沢線は、すでに鉄道と立体交差している新小金井街道と接続するため、ドライバーは踏切を通ることなく所沢方面と東京方面を行き来できるようになります。
東京都は、この整備によって小金井街道の渋滞が緩和されるとともに、抜け道として住宅地に入り込んでいた通過交通が新道へ転換され、地域の安全性や快適性が向上するとしています。
利便性の向上が期待される一方で、走行に際しては注意すべき点もあります。それは都県境における「車線数のギャップ」です。
接続先となる埼玉県側の県道「東京狭山線」は、すでに片側2車線(往復4車線)の道路として供用されています。対して、今回開通する東京側の新東京所沢線は片側1車線(往復2車線)です。
そのため、埼玉方面から4車線道路を走行してきたクルマが、清瀬橋を越えて東京に入った直後に2車線へと絞り込まれる形になります。
開通直後は、この合流地点での速度超過や無理な割り込みがないよう、十分な注意が求められます。
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今回の開通区間は、戦後間もない1946年の都市計画決定から約80年を経て、ようやく形になった「骨格幹線道路」の一部です。
将来的には関越自動車道や圏央道方面へのアクセス性向上にも寄与する重要なルートとなります。
今回の開通は、東京と埼玉を結ぶ大動脈の完成に向けた、着実な一歩といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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