スズキ「“超軽量”800ccターボ」搭載! “リッター32km”走る「斬新クーペ」に反響殺到!「“昭和レトロ風”デザインがサイコー!」「スズキの“軽量化技術”はマジで凄い…」の声も! 軽より“軽い”傑作モデル「レジーナ」とは!
スズキがかつて提案した、驚異的な燃費性能と個性的なデザインを兼ね備えたコンセプトカー「レジーナ」。一体どのようなモデルだったのでしょうか。
スズキ「“超軽量”800ccターボ」搭載の「斬新クーペ」に反響殺到!
各自動車メーカーが技術の粋を集めて未来を提案する「モーターショー」。
そこには数年以内の市販化を見据えた現実的なプロトタイプもあれば、既存の概念を覆す実験的なモデルも並びます。
そんな過去のショーを彩った「先見的なコンセプトカー」の中で、今から10年以上前に登場した一台が再び注目を集めています。
それが、2011年の「東京モーターショー」でスズキが世界初公開した「Regina(レジーナ)」です。

当時はハイブリッドカー全盛期。各社が高価な電動化技術を競い合う中で、スズキが出した回答は驚くほどシンプルで、かつ挑戦的なものでした。
それは、「高価なハイブリッドシステムや大容量バッテリーに頼らず、ガソリン車の基本性能を突き詰めて究極のエコカーを作る」というもの。
開発テーマは「省資源・低燃費な次世代グローバルコンパクトカー」で、目標達成のために掲げられたのは、従来比で100kg以上の軽量化と、空気抵抗の10%低減という極めて高いハードルでした。
その結果、レジーナは現代の軽自動車よりもはるかに軽い「車重730kg」を実現。
パワートレインには800cc直列3気筒直噴ターボエンジンにCVTを組み合わせ、当時の最新ハイブリッド車に匹敵する「燃費32km/L以上(JC08モード)」という驚異的な数値を叩き出したのです。
その思想は、ひと目でそれと分かる個性的なデザインにも表れています。
フロントからリアへ流れるような流線型のフォルムは、単なるレトロ趣味ではなく、空気抵抗を極限まで減らすための機能美。
特にリアタイヤの上半分を覆う「ホイールスパッツ」風の処理は、タイヤ回転による乱流を抑える空力パーツでありながら、往年のフランス車を思わせる独特の雰囲気を醸し出していました。
インテリアも「情報の見やすさ」と「操作のしやすさ」を追求し、フローティングデザインのインパネなど、機能性に裏打ちされた未来的な空間が広がっていました。
残念ながら、レジーナのデザインそのままの市販車は登場しませんでしたが、その魂は確実に受け継がれました。
このクルマで培われた「徹底的な軽量化技術」と「高剛性プラットフォーム」のノウハウは、2014年に登場した8代目「アルト」へと昇華され、現在のスズキ車を支える骨格「ハーテクト(HEARTECT)」の礎となったのです。
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このユニークなコンセプトカーに対し、SNSやネット上では当時を知るファンも含めて多くの反響が寄せられています。
まずデザインについては、「カエルみたいで愛嬌がある」「グミガエルのような質感が面白い!」「シトロエンっぽくてお洒落だね」「なんとなく昭和の頃のクルマを彷彿させるデザイン」といった、その生物的でレトロな造形を好む声が多く聞かれます。
また、鋭いユーザーからは「このボンネット形状やCピラーのドアハンドル処理は、その後のスイフトに受け継がれている」「当時のデザイナーがスイフトとの関連性を語っていた記憶がある」といった分析も。
技術面では、「800ccの直噴ターボなんてスペックだけで魅力的」「リッター32kmも走らなくていいから、このデザインで市販してほしかった」というラブコールに加え、「現行アルトの最軽量グレードが680kgであることを考えると、スズキの軽量化技術は本当に凄い」「いやいや、ダイハツのミライースも650kg級だよ!」と、軽自動車メーカーの熾烈な軽量化競争に思いを馳せる声も上がりました。
さらに車名についても、「レジーナといえば、昔のアルトの特別仕様車にあった名前だ」「小林麻美がCMをしていた頃の、ベンチシートのやつね」「エアコン標準装備でコラムシフトの『アルト・レジーナ』、懐かしいなぁ…」と、往年の名車を懐かしむファンのコメントも見られました。
このように、スズキの提案したレジーナは単なるショーカーで終わらず、その技術と名前で歴史を繋ぐ“重要なマイルストーン”だったと言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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