トヨタ「新たな3列シートSUV」世界初公開! 全長5m超の“カクカクボディ”に広大すぎる車内がスゴい! 338馬力の高性能ユニット搭載した「新型ハイランダー」26年後半に米国で発売!

トヨタは米国で2026年後半に発売予定の新型「ハイランダー」を世界初公開しました。7年ぶりの全面刷新により、ハイランダーはバッテリーEVへと進化します。

トヨタ「新たな3列シートSUV」世界初公開!

 トヨタの北米事業体(TMNA)は2026年2月10日(米国時間)、米国カリフォルニア州オーハイにおいて、3列シートSUV「ハイランダー」のバッテリーEV(BEV)モデルを世界初公開しました。

 2001年の初代発売以来、累計360万台以上を北米で販売してきたハイランダーは、ファミリー層から圧倒的な支持を集めるトヨタの主力モデルが7年ぶりに全面刷新するとともに、電動モデルへと進化することから注目されています。

 トヨタは今回の世界初公開に先立ち、数回にわたるティザーキャンペーンを展開しており、まず1月27日には「Something new is on the horizon.(新たな時代の幕開け)」とのメッセージとともに、新型車のテールシルエットを公開。

 2月2日には、インテリアの画像とともに「大きなエネルギーと、さらなる多用途性。新たな冒険が2月10日から始まる」と正式発表の日時を予告しました。

トヨタの新型3列シートSUV「ハイランダーBEV」
トヨタの新型3列シートSUV「ハイランダーBEV」

 さらに発表直前の2月9日には、「HIGHLANDER」「BEV」「AWD」のエンブレムが輝くリアビューを披露するなど、段階的に情報を明かすことで、新型ハイランダーBEV登場への期待感を高めていました。

 今回のBEVモデル投入の背景にあるのは、トヨタが掲げる「マルチパスウェイ(全方位)」戦略です。多様なニーズに応えながらカーボンニュートラルを目指す同社にとって、主力の3列シートSUVにBEVという選択肢を加えることは、北米における電動化シフトを象徴する重要な一手となります。

 なお、新型ハイランダーBEVはケンタッキー州の工場(TMMK)で生産されることが決定しており、地域経済への貢献も期待されています。

 新型ハイランダーBEVは、米国トヨタ初の3列シートBEVモデルとして投入され、買い物などの普段使いから週末の旅行まで、使う人の生活に合わせて選べるようなラインナップを展開します。

 バッテリーは、主に都市部での日常使いを想定した「76.96kWh」仕様と、ロングドライブや本格的なレジャーを楽しむ層に向けた大容量の「95.82kWh」仕様の2種類が用意されました。

 特に後者の大容量バッテリーを搭載したAWD(四輪駆動)モデルでは、最新の高効率モーターユニット「eAxle」の採用により、航続距離320マイル(約515km)以上という実用的な数値を目標に掲げています。

 この走行性能を支えるパワートレインも強力で、AWDモデルではシステム総合出力338馬力、最大トルク323ポンドフィートという力強い走りを実現。また、FWD(前輪駆動)モデルにおいても総合出力221馬力、最大トルク198ポンドフィートを発生し、大型SUVに相応しい余裕のあるパフォーマンスを確保しています。

 また、BEVの課題とされてきた冬場の利便性についても、最新技術による解決が図られており、「バッテリープレコンディショニング」機能が搭載され、急速充電を行う前にバッテリー温度をあらかじめ最適化することが可能になりました。

 この技術の採用により、たとえば外気温がマイナス10度という極寒の環境下であっても、わずか30分ほどでバッテリー残量10%から80%までの急速充電を完了させるという、高い開発目標を掲げています。北米特有の厳しい冬の気候であっても、充電効率を落とすことなく設計されています。

 公表された主要諸元(開発目標値)によると、ボディサイズは全長198.8インチ(約5050mm)×全幅78.3インチ(約1989mm)×全高67.3インチ(約1709mm)に達し、角ばったスタイリングが特徴的です。

 ホイールベースも120.1インチ(約3051mm)と長く設定されており、5メートルを超える全長と相まって、3列シートの隅々までゆとりある空間を確保。BEV専用プラットフォームによるフラットな床面構造により広大な室内空間が期待されます。

※ ※ ※

 今回の新型ハイランダーは、北米におけるトヨタのBEVラインナップとして、すでに導入されている「bZ4X」などに続く第4弾となります。

 長年培われてきた「頼れるSUV」というブランドイメージを維持しつつ、最新のテクノロジーを融合させた期待のモデルは、2026年後半に北米市場での発売が予定されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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