2日に1回発生! 減らない高速道の「逆走」 万が一遭遇したときの対処法とは?

増える「逆走問題」。インターチェンジやジャンクションで、事例の多くが発生しています。では、実際に逆走車に遭遇したら、どのような対策をしたら良いのでしょうか。

およそ2日に1回の頻度で「逆走」が発生

 近年、「高速道路の逆走」は大きな社会問題となり、NEXCO西日本による『逆走事案の発生状況』によると「逆走事案」の約6割が高速道路や自動車専用道路のインターチェンジ(以下:IC)、ジャンクション(以下:JCT)を起点に発生しています。

逆走車に対する警告看板

 NEXCO西日本が把握している平成23年から平成28年の『逆走事案の発生状況』では、運転手の年齢について見ると、75歳以上が約45%、次いで30歳から65歳が25%、65歳から75歳未満が22%となり、65歳以上の割合が高い結果が出ています。

 また、全国の高速道路でみると、おおむね2日に1回の頻度で逆走が発生しているといいます。

「逆走事案」は高速道路上で発生するその他の事故全体に比べ、人身事故となる割合が約5倍、同じく死亡事故においては約40倍になるといい、重大な死傷事故につながる危険な行為だということがわかります。

 主に「逆走事案」が発生する場面としては、『目的出口を通過し、本線上やIC部でのUターン』『行き先を間違え、本線合流部でUターン』『サービスエリアやパーキングエリアで本線口を間違える』『一般道に接する高速道路の出口から誤進入』などです。

 高速道路を管理するNEXCO各社では、さまざまな対策を実施。道路上に進行方向の矢印を明記、ICやJCT、一般道の出口に“進入禁止”“逆走中 止まれ”などの標識を設置。その他、ラバーポールによる物理的に逆走できないように対策が施されている場所もあります。

 NEXCO西日本 広報課によれば「管轄の警察などと協力して、サービスエリアやパーキングエリアでの啓発活動も行なっています」と話します。

 また「逆走の通報などがあった場合、管轄する道路管制センターにおいて高速道路本線上の案内板に、“逆走のお知らせ(注意喚起)表示”を出しております。しかし、ハイウェイラジオによるリアルタイムの呼びかけまでは行なっておりません。そのため、走行時には案内板情報で「逆走車あり」と確認されたら、最大限の注意をしてください」とのことです。

NEXCO各社の逆走車に対する対策方法の詳細を画像で見る(6枚)

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