“バイクはオービスに引っかからない”って言われているけど…実際のところは? SNSでも疑問の声多数 悪質な場合には“複数の手段”で取り締まりも!?

道路には、クルマやバイクなどの速度超過、いわゆるスピード違反を取り締まるための「オービス」が設置されています。そんな中、ライダーのあいだでは以前より「バイクはオービスに引っかからないから捕まらない」という噂がまことしやかに囁かれています。しかし、SNSではこれに対して多数の疑問の声が上がっているようです。

バイクはオービスに引っかからないという噂はウソ!?

 道路には、クルマやバイクなどの速度超過、いわゆるスピード違反を取り締まるための「速度違反自動取締装置(以下、オービス)」が設置されています。

 主に高速道路や幹線道路を中心に設置されており、一定の速度を超えると自動的に車両を撮影します。

 オービスに撮影された場合、後日警察から「出頭通知書」が届き、指定された警察署へ出頭しなければいけません。

 そこで写真確認や事情聴取がおこなわれ違反の事実を認めると、速度超過の度合いに応じて「青切符」または「赤切符」が交付されるという流れです。

 もちろんオービスのあるなしに関わらず、ドライバー・ライダーは常に速度制限を意識し、安全運転を心がける必要があります。

 ところが、ライダーのあいだでは昔から「バイクはオービスに引っかからないから捕まらない」という噂がまことしやかに囁かれています。

 この噂が広まった背景には、オービスの構造的なしくみが関係しているといわれています。

 一般的に、オービスは道路上部に設置される「固定式」が多く採用されています。

 前述のように、この装置は車両が制限速度を超過して走行した際にナンバープレートやドライバーの顔を撮影します。

 しかし、クルマと異なり、バイクはナンバープレートが車体後方にしか取り付けられていません。

 さらに、ライダーはヘルメットを着用しているため、顔の識別が難しいという問題もあります。

 このような構造的な違いが、「バイクはオービスに撮られにくい」「スピード違反してもバレない」といった噂を生む一因になったと考えられているようです。

速度を取り締まる「オービス」(写真:pixta)
速度を取り締まる「オービス」(写真:pixta)

しかし、この噂に対してSNS上では否定的な意見が数多く見られました。

たとえば、「装置の進化はしてると思いますが、わたしは移動式オービスに40年前から捕まってる」といった、自身の経験を話すユーザーがいます。

中には、「昔、オービス前で繰り返し違反してた奴が待ち構えてた取り締まりで捕まった、という話あるよね」「同じ場所とか同じ地域のオービスを、同じバイクでガンガン発光させると警察が本気になって張り込みして逮捕されるって聞いたことある」と、実例を挙げた意見もみられます。

また、「後方撮影オービスもあるのでバイクでも捕まることあるよ」というコメントもあり、技術の進化によって従来の死角が解消されつつあることを指摘する声も少なくありません。

加えて、「オービスでは捕まらなくてもネズミ取りにはちゃんと捕まります」「他の防犯カメラの映像や服装持ち物などから、本人と一致させてくるはず」といった投稿もあり、警察が複数の手段を駆使して、違反者を特定する可能性を示唆する意見もありました。

 これらの声からは、「オービスでは捕まらない」という過去のイメージが、現代の交通監視技術には当てはまらないという認識が広がっている様子がうかがえます。

※ ※ ※

 このように、「バイクはオービスに引っかからない」という噂は、現在では誤りであるといえます。

 かつてはナンバープレートの位置やカメラの撮影角度などの理由から、検知が難しいとされていました。

 しかし、技術の進歩により、後方撮影式や移動式などの新型オービスが増えたことで、バイクも取り締まりの対象となっています。

 速度超過は事故のリスクを高めるだけでなく、摘発された場合には罰金や免許停止といった重い処分を受ける可能性があります。

 ライダーは「バイクだから大丈夫」と油断せず、安全を最優先にしたスピードコントロールを心がけることが大切です。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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