トヨタが発表した「新たなハイエース」に“賛否”両論!? 「トップ・オブ・商用バン」とライバル「キャラバン」の比較に「買いたくても買えない」との苦言も? 熟成極まる通称「9型」に寄せられた「反響」とは

2026年1月13日、トヨタは人気商用バン「ハイエース」の一部改良を発表しました。9型となったハイエースと現行の日産「キャラバン」との比較について、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

熟成の200系ハイエース「9型」が手に入れた最新装備を歓迎する声も

 日本の物流を支え、近年ではキャンピングカーのベース車としても圧倒的な支持を集めているトヨタのワンボックス型商用バン「ハイエース」。現行モデルである通称「200系」が登場したのは2004年のことでした。

 以来、これほど長い間、基本骨格を変えずに第一線で販売され続けているクルマは世界的に見ても稀ですが、ハイエースは時代に合わせて常にアップデートを重ねてきました。

 そして2026年1月、ファンの間で通称「9型」と呼ばれる最新モデルが登場しました。

 今回の改良における最大のトピックは、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(ACC)の全車標準装備です。高速道路での長距離移動において、アクセル操作をクルマ任せにできるこの機能の搭載は、まさにユーザーが長年待ち望んでいたパズルの最後のピースといえます。

新たな「9型」ハイエースに反響殺到!
新たな「9型」ハイエースに反響殺到!

 安全装備の面では、最新世代の「トヨタセーフティセンス」へとアップグレードされたことで、プリクラッシュセーフティの検知対象が拡大するなど、機能向上を図っています。

 さらに「パノラミックビューモニター」の標準化に伴い、長年ハイエースの象徴でもあった助手席側のフロントアンダーミラー、通称「ガッツミラー」が廃止されたことも大きな変化です。

 内装も7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用したデジタルメーターや、 8インチディスプレイオーディオが標準装備されるなど、商用車とは思えないほどのデジタル化が進んでいます。

 ここで、宿命のライバルである日産「キャラバン」と、標準ボディのバンモデルを中心に比較してみましょう。

 ハイエースは、2リッター「1TR-FE」ガソリンエンジンと、2.8リッター「1GD-FTV」ディーゼルエンジンが搭載されます。

 2リッターガソリンは最高出力136ps・最大トルク182Nm、2.8リッターディーゼルは最高出力151ps・最大トルク300Nmを発揮します。

 これに対し、キャラバンが搭載する2リッター「QR20DE」ガソリンエンジンは最高出力130ps・最大トルク178Nm、2.4リッター「4N16」ディーゼルエンジンは最高出力132ps・最大トルク370Nmです。

 数値上では、ガソリン車の場合ハイエースがわずかに上回り、ディーゼル車ではキャラバンがトルクの太さで勝っています。

 いっぽうトランスミッションに目を向けると、キャラバンの優位性が見えてきます。ハイエースが6速ATを採用しているのに対し、キャラバンは多段化された7速ATを全車に搭載しています。

 段数が多い分、加速がスムーズで高速巡航時の静粛性にも優れており、荷物を満載した状態での扱いやすさではキャラバンに一日の長があります。特にディーゼルは三菱製の最新エンジンであり、設計の新しさがアドバンテージとなります。

 なかでも高速道路を多用するユーザーにとっては、ATの1速の差が疲労軽減や燃費効率に寄与する場面も少なくありません。

 ただし今回の9型への進化により、こうした力強い走りに最新のACCが加わったことは、長距離移動を前提とするユーザーにとって最強の武器となります。

 最新のハイエースに対し寄せられたSNSなどの反響では、多くのユーザーが今回の改良を好意的に受け止めています。

 特に「ついに追従型クルコンが来た」「ガッツミラーなしですっきりした」「22年目にして最強の進化」といった、待望の機能搭載やデザインの変化を歓迎するコメントが溢れています。

 また、ライバル車との比較についても「キャラバンもいいけれどACCが付いたハイエースは魅力的」「仕事車を超えた装備に驚いた」といった、両者の特徴を冷静に分析しながらも、ハイエースの進化に驚く声が目立ちます。

 キャラバンも2025年7月の一部改良で、ハイエースに先駆けてACC「インテリジェント クルーズコントロール」がガソリン車に対して設定されましたが、こちらは全車速タイプではなく、この点ではハイエースに軍配が上がります。

 しかし一方で「買いたくても買えない」「(正式注文できず)オーダー待ちの状態です」「(旧型を発注して)1年くらい待ってる」など、ハイエースがここ数年にわたり納車が追いついておらず、注文もままならないほどのバックオーダーを抱えている状況に対する苦言も多く見られ、なかには「ハイエースが買えずにキャラバンにした」とのコメントもみられました。

※ ※ ※

 トヨタが満を持して放った今回の9型ハイエースは、ロングセラーモデルが辿り着いたひとつの完成形といえます。

 納車待ちという大きな問題は抱えているものの、キャラバンという強力なライバルとしのぎを削りながら、ハイエースはこれからも日本の道を支える主役であり続けることでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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