スズキ新たな「ちいさい“4WDセダン”」が凄い! 全長3.4m“軽”ボディで「リッター25キロ以上」走る低燃費が魅力! 「丸目レトロ」なデザイン&本革仕様の「高級内装」を採用する「ラパン」の最高級モデルって?
スズキの軽自動車「アルト ラパン」と「アルト ラパン LC」が、2025年7月に一部仕様変更を受け、同年8月に登場しました。なかでも最高級モデルは、可愛らしさだけでなく質感や走行性能にもこだわった一台です。一体どのようなモデルなのでしょうか。
燃費・快適性・質感を両立したトップグレードの実力
軽自動車の世界では、日常に寄り添う実用性と、所有する喜びを感じさせるデザイン性の両立がますます重視されています。
そうした流れのなかで、スズキの「アルト ラパン」と「アルト ラパン LC」は、単なる移動手段にとどまらない存在として、多くの支持を集めてきました。
2025年7月に発表された一部仕様変更は、その魅力をさらに磨き上げる内容となっており、改めて注目を集めています。
ラパンは、全国軽自動車協会連合会の車種分類において「セダンタイプ」に位置づけられる軽自動車です。
このセダンタイプとは、エンジンルームと乗員スペースを明確に分けた2ボックス構成で、全高を抑えた安定感のあるボディ形状を特徴とするカテゴリーを指します。
ハイトワゴンやSUVタイプとは異なり、日常使いでの取り回しの良さや、落ち着いた乗り味が重視される点が特徴です。

初代ラパンが登場したのは2002年のことでした。ベースとなったのはスズキの軽セダン「アルト」で、当時としては珍しく、女性を強く意識した世界観を前面に押し出して開発されました。
直線基調のコンパクトなボディに、どこか懐かしさを感じさせるデザインを組み合わせた外観は、かわいらしさと実用性を兼ね備え、多くのユーザーの共感を得ました。
その結果、女性だけでなく、軽自動車に実用一辺倒のイメージを持っていた男性層にも支持が広がっていきます。
2008年に登場した2代目では、プラットフォームを「ワゴンR」系に改め、走行性能や快適性を向上させました。
デザインの方向性は初代を踏襲しつつ、室内空間の使いやすさや安全性能にも磨きがかかり、ファッション性と日常性能を両立した軽自動車として確固たる立ち位置を築きます。
現行型となる3代目は2015年にデビューしました。開発段階から女性ユーザーの声を積極的に取り入れ、丸みを帯びたヘッドライトや柔らかなボディラインを採用することで、より親しみやすい印象を実現しています。
車内には随所に遊び心が散りばめられ、ラパンならではの世界観が完成しました。2022年には、往年のスズキ車「フロンテ」をモチーフにしたレトロ調デザインの「ラパン LC」が追加され、選択肢の幅が広がっています。
2025年7月の仕様変更では、フロントマスクの意匠が見直され、従来の雰囲気を残しながらも現代的な洗練さが加えられました。
また、新たにR06D型エンジンとマイルドハイブリッドシステムを採用し、軽快な加速感と燃費性能の向上を両立しています。
ラインナップのなかで最上級に位置づけられるのが「ラパン LC HYBRID X(4WD)」です。
全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mmという軽自動車ならではの扱いやすいサイズに、クラシカルな専用エクステリアを組み合わせ、上質感を高めています。
メッキ仕上げのドアハンドルやアルミホイールなど、細部の装備にもこだわりが感じられます。
室内に目を向けると、キルティング風の天井や随所に配されたウサギのモチーフが、乗るたびに楽しい気分を演出します。
上位グレードならではの本革巻きシフトノブや高機能エアコンなども備わり、軽自動車の枠を超えた満足感を提供します。
660ccエンジンとモーターの組み合わせにより、四輪駆動ながらWLTCモードで25.2km/Lという優れた燃費性能を実現している点も魅力です。
価格(消費税込み)は194万5900円と、軽自動車としては高めの設定ですが、デザイン、装備、走行性能を総合的に見れば、その価値を十分に感じさせる一台といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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