トヨタ「“新”ハイエース」発売前に注文“殺到”で「即・受注停止」! 「しばらく買えません」 23年目の“大進化”遂げた「商用バンの大定番」改良モデルが販売店でも大反響に
一部改良を行ったトヨタ「ハイエース」について、最新の納期をディーラーに聞いてみました。
発売前にも関わらず即注文殺到で受注停止に
2026年1月13日、トヨタは「ハイエース(バン・ワゴン・コミューター)」を一部改良し、2月2日に発売すると発表しました。
その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
仕事の頼れる相棒としてはもちろんのこと、近年はキャンピングカーのベース車両や、モトクロス、釣りなどの趣味道具を積んで移動できるクルマとしてエンドユーザーから高い人気を誇っているトヨタ「ハイエース」。
現行型である200系ハイエースがデビューしたのは2004年8月であり、発売からすでに20年以上も経過したロングセラーモデルです。
5代目となる現行型のハイエースには、大別すると乗用車の「ワゴン」と、商用車の「バン」の2種類のラインナップが存在します。
もっとも大型な「グランドキャビン」のボディサイズは、全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mm、乗車定員は10名です。現行モデルの「アルファード」が小さく見えるほどの大きさですが、意外とボディの見切りが良いのは角張ったフォルムによるものと思われます。
そして、標準ボディ(標準ルーフ)は小型貨物車(4ナンバー)枠におさまる全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmで、乗車定員は2名または5名です。
パワートレインは2リッターおよび2.7リッターのガソリン、2.8リッターディーゼルが用意されており、トランスミッションは6速AT、駆動方式は2WDと4WDの2種類から選択することができます。

今回の一部改良にともない「9型」へと進化したハイエース。
外装では、ヘッドライトまわりの意匠が変更され、全車にBi-BeamLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付き)が設定されています。
内装についても、インパネまわりの意匠が変更され、7インチTFTカラーデジタルメーターが新採用されたほか、ディスプレイオーディオやコネクテッド機能などの設定が加わるなど、細部まで大きく変更されました。
また先進運転支援機能パッケージ「トヨタセーフティセンス」も大きく進化しています。
まず「プリクラッシュセーフティ」は、車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪車(昼)を加えており、さらに検知範囲も拡張しています。
さらに速度、一時停止、転回禁止、信号機など道路標識を読み取り、マルチインフォメーションディスプレイへの表示や赤信号見落としの告知を図る「ロードサインアシスト」を追加しました。
そのほか、新たに全車速追従機能およびカーブ速度抑制機能付きとなる「レーダークルーズコントロール(アダプティブクルーズコントロール:ACC/停止保持機能はなし)」を初採用し、長時間運転時の疲労軽減に大きく役立ちます。
一部改良を実施した「9型」のハイエースの車両本体価格(消費税込み)は、バンが286万円から、ワゴンが335万600円から、コミューターが376万2000円からとなっています。
2026年1月下旬現在、ユーザーからの反響を首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「昨年の時点でネットニュースやSNSに情報があがったこともあって、オーダーが殺到しまして…。大変申し訳ありませんが、当店ではオーダーストップとなっております。
店舗によってはまだ枠がある場合もございますので、お手数ではありますがお電話でお問い合わせいただければ幸いです」
やはりというか、すでに注文が相次いでいるようなので、他のディーラーにも問い合わせてみました。
「以前から『発売されたらすぐに注文するので連絡して欲しい』という複数のお客様がいらっしゃいまして、まずはそちらの方々にご連絡をしておりました。
その数が予想以上でして、『色やグレードよりも納期を優先』されるお客様が非常に多い印象です。
どうしてもという場合、稀にキャンセルになることがあるので、キャンセル待ちとされるか、または最寄りの販売店を皮切りに、多少遠方でも受注を受け付けてくれるディーラーを探していただく…というのが現状です」
問い合わせたディーラーのスタッフの方、いずれも申し訳なさそうな対応に反響の多さと現場の苦労が垣間見えたように思います。
なかなかユーザーの手元に行き渡らないハイエース、現場スタッフのためにも、1日も早い受注再開を望むばかりです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

















































































